今日のメッセージテーマは旧約聖書(信仰)6「ロトの失敗」です。ロトはアブラハムの甥でした。ロトは、伯父アブラハムと共にバビロニアのウルからハランを経てカナンまでやって来ました。ロトの小さな一つの選択が大きな問題に発展してしまいました。
1.ロト、アブラハムと別れる
アブラムはカナンの地に住んだ。一方、ロトは低地の町々に住み、ソドムに天幕を移した。ところが、ソドムの人々は邪悪で、主に対して甚だしく罪深い者たちであった。創世記 13:12,13
アブラハムとロトは、それぞれ多くの財産を得て大きな一族となり、互いの間でトラブルが生じるようになりました。アブラハムは争いを避けるために分離して生活することを提案し、優先してロトに土地を選ばせました。ロトは住みやすく肥沃な低地ソドム(死海南岸)を選びましたが、そこは邪悪な人々の土地でした。アブラハムは信仰によって高地のヘブロンに住みました。
2.神様のあわれみ
その人たちはロトに言った。「ほかにだれか、ここに身内の者がいますか。あなたの婿や、あなたの息子、娘、またこの町にいる身内の者をみな、この場所から連れ出しなさい。創世記 19:12
神様はソドムとゴモラを滅ぼすことを二人の御使いを通してアブラハムに告げられました。アブラハムは、少数の義人がいるかもしれないので滅ぼさないでほしいと懇願しました。ロト家族は神様のあわれみによって助け出されましたが、ソドムとゴモラへのさばきは実行されました。新約聖書では、ロトは不道徳に悩まされていた正しい人と言われています。
また、ソドムとゴモラの町を破滅に定めて灰にし、不敬虔な者たちに起こることの実例とされました。そして、不道徳な者たちの放縦なふるまいによって悩まされていた正しい人、ロトを救い出されました。・・・特に、汚れた欲望のまま肉に従って歩み、権威を侮る者たちに対して、主はそうされます。Ⅱペテロ 2:6~10
3.ロトの失敗
そのとき、主は硫黄と火を、天から、主のもとからソドムとゴモラの上に降らせられた。こうして主は、これらの町々と低地全体と、その町々の全住民と、その地の植物を滅ぼされた。ロトのうしろにいた彼の妻は、振り返ったので、塩の柱になってしまった。創世記 19:24~26
ロトは自分の利益だけを考えて、興味本位に神様を信じない邪悪な町の近くに住み、その後町の有力者になりました。しかし、神様が自分の町を滅ぼされるとまでは考えていませんでした。結果的に、妻と財産を失い、娘たちとは不品行な関係となりました。彼女らが生んだ子孫は異教の神々を崇拝するイスラエルと敵対するモアブ人、アンモン人となりました。
また、ロトの日に起こったことと同じようになります。人々は食べたり飲んだり、売ったり買ったり、植えたり建てたりしていましたが、ロトがソドムから出て行ったその日に、火と硫黄が天から降って来て、すべての人を滅ぼしてしまいました。ルカ17:28~30
