まず第一に、次のことを知っておきなさい。終わりの日に、あざける者どもがやって来てあざけり、自分たちの欲望に従って生活し、次のように言うでしょう。「キリストの来臨の約束はどこにあるのか。先祖たちが眠った時からこのかた、何事も創造の初めからのままではないか。」
こう言い張る彼らは、次のことを見落としています。すなわち、天は古い昔からあり、地は神のことばによって水から出て、水によって成ったのであって、当時の世界は、その水により、洪水におおわれて滅びました。 Ⅱペテロ 3: 3~6
今週は、使徒が告げた世の終わりについて見てみましょう。イエス様は「惑わされないように」とおっしゃいましたが、ペテロは「堅実(純真)さを失わないように」と言っています。
世の終わりには次の者が出現してく来ます。
①あざける者
②自分の欲望に従って生活する者
③イエス様の再臨を信じない者
④聖書を曲解する者
⑤無節操な者
ペテロは、彼らのあざけりと欲望の生活と迷いに誘い込まれないように注意を与えています。私たちが主からいただいた、みことばに対する「純真な心」とみことばに従う「堅実な生活」を失わないように勧めています。
しかし、愛する人たち。あなたがたは、この一事を見落としてはいけません。すなわち、主の御前では、一日は千年のようであり、千年は一日のようです。
主は、ある人たちがおそいと思っているように、その約束のことを遅らせておられるのではありません。かえって、あなたがたに対して忍耐深くあられるのであって、ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。しかし、主の日は、盗人のようにやって来ます。その日には、天は大きな響きをたてて消えうせ、天の万象は焼けてくずれ去り、地と地のいろいろなわざは焼き尽くされます。 Ⅱペテロ 3: 8~10
イエス様は私たちに対して深い忍耐を示しておられ、すべての人が、救われることを願っておられます。
与えられた神の恵みによって、私は賢い建築家のように、土台を据えました。そして、ほかの人がその上に家を建てています。しかし、どのように建てるかについてはそれぞれが注意しなければなりません。 というのは、だれも、すでに据えられている土台のほかに、ほかの物を据えることはできないからです。その土台とはイエス・キリストです。
もし、だれかがこの土台の上に、金、銀、宝石、木、草、わらなどで建てるなら、各人の働きは明瞭になります。その日がそれを明らかにするのです。というのは、その日は火とともに現われ、この火がその力で各人の働きの真価をためすからです。 Ⅰコリント 3:10~13
私たちにはイエス様というすばらしい土台が与えられています。このすばらしい土台の上に、イエス様の喜ばれる純真な信仰によって、聖霊様の実、人々の救いの実を建て上げていきましょう。