礼拝メッセージ

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「狭い門から入りなさい」(聖日礼拝メッセージ 2023/11/26)

 今日は新約聖書の教え12「神に捨てられるエルサレム(ルカ 13:34)」です。ある人が「イエス様に救われる人は少ないのですか。」と尋ねました。イエス様はさばきの日が来るから、狭い門から入るようにと教え、ご自身を拒むエルサレムに警告を与えられました。 1.狭い門から  狭い門を通って入りなさい。滅びに通じている門は広く、その道は広々として〈幅広く〉そこに入る者が多い。しかし、いのちに通じている門は狭く〈通りにくく〉、道はせばまって〈押しせばめられて〉いて、それを見いだす者が少ない。マタイ 7:13,14(詳訳)  イエス様は、人々が入りやすい滅びに至る広い門と、狭くて入りずらいけれどもいのちに至る狭い門を示され、狭い門から入るように勧めてくださいました。私たちの前には祝福とのろいが用意されています。  私は、いのちと死、祝福とのろいをあなたの前に置く、あなたはいのちを選びなさい。あ...
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「求め続けなさい」(聖日礼拝メッセージ 2023/11/19)

 今日は新約聖書の教え11「祈りについての教え1」です。イエス様は弟子たちに「主の祈り」を教え、さらに私たちが祈りつつ「求め、探し、たたく」能動的で継続的な行動が祝福につながると教えてくださいました。 1.求め続けよ  そこで私はあなたたちに言う、求めよ〈求め続けよ〉。そうすれば与えられる。捜せ〈捜し続けよ〉。そうすれば見出す。たたけ〈たたき続けよ〉。そうすれば戸は開かれる。だれでもみな求める〈求め続ける〉者は受け、捜す〈捜し続ける〉者は見出し、たたく〈たたき続ける〉者には戸が開かれるからである。ルカ 11:9~10(詳訳)  イエス様は、私たちがご自身に信頼して求め続ける信仰と親密な関わりを期待しておられます。それは、ご自身があふれるばかりの祝福を与えようと待ち構えておられることを表しています。(エペソ 1:3) 2.三つのたとえ  イエス様は、熱心に求めることの大切さと神様は...
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「休ませよう」(聖日礼拝メッセージ 2023/11/12)

 今日は新約聖書の出来事12「イエスの招き」です。イエス様は元気な人、自信満々な人、知識人、悟りを開いた人ではなく、自分の弱さに失望し、失敗を重ね、負いきれない重荷に押しつぶされそうになって、疲れ果てている人を招いて休ませてくださいます。 1.重荷を負っている人  苦労しまた重荷を負っている〈重すぎる荷を背負っている〉者はみな、私のところに来なさい。そうしたら私はあなたたちを休ませる。〈あなたたちの魂を安らかにする《助け出す《元気づける》〉マタイ11:28(詳訳)  すべての人は重荷を負っています。重荷を負っていない人はいないでしょう。イエス様は重すぎる荷を負っている人を招いておられます。それは同情するためではなく、その重荷から解放するためです。重すぎる荷を負うとは次のようなケースがあります。  ①本当は重荷ではないが、自分が重荷にしてしまっている場合:取り越し苦労やどうすることも...
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「真理と自由」(聖日礼拝メッセージ 2023/11/05)

 今日は新約聖書の教え10「宮での教え」です。イエス様はご自分を信じた(表面的、一時的)と言うユダヤ人たちに「真理はあなたがたを自由にします。」、皆が罪の奴隷であるが、そこから真理(イエス様)によって自由を得ることができると教えられました。 1.ユダヤ人たちのまちがい  あなたたちは自分の父の行ないをしている。」彼らは言った、「私たちは私生児ではない〈淫行によって生まれたのではない〉。私たちにはただ一人の父、すなわち神がおられる」。イエスは言われた、「もし神があなたたちの父であるならば、あなたたちは私を愛する〈敬う〈喜んで迎える〉はずである。ヨハネ 8:41,42(詳訳)  ユダヤ人たちは、自分たちはアブラハムの子孫であって汚れた者ではなく、今まで誰の奴隷にもなったことはないと反発しました。彼らは心からイエス様を救い主として信じて従っていたわけではなく、イエス様を信じる信仰よりも自分...
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「姦淫の場で捕らえられた女」(聖日礼拝メッセージ 2023/10/29)

 今日は新約聖書の出来事11「姦淫の場で捕らえられた女」です。律法学者たちはイエス様を陥れるために、姦淫の場で捕らえられた女を連れて来ました。イエス様は、ほかの人を見下して自分を義とする彼らの傲慢と愚かさを指摘し、彼らと彼女に再起の道を教えてくださいました。 1.律法学者たちのたくらみ  イエスに言った。「先生、この女は姦淫の現場で捕らえられました。モーセは律法の中で、こういう女を石打ちにするように私たちに命じています。あなたは何と言われますか。」ヨハネ 8:4,5  律法学者とパリサイ人たちは、律法の規定(申命記 22:22~24)を持ち出して姦淫の女をさばき、イエス様を捕らえる口実を見つけようとたくらんでいました。①もし「石打ちにせよ」と言えばローマ法に触れ、冷たく愛のない対応になり、②「釈放せよ」と言えば律法に反することになります。イエス様はすでに彼らのたくらみをご存じで、適切...
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「悔い改めない町々」(聖日礼拝メッセージ 2023/10/22)

 今日は新約聖書の教え9「悔い改めない町々」です。イエス様は72人の弟子たちを二人ずつ福音宣教のために遣わされました。弟子たちは癒しと悪霊からの解放のわざを行う権威を与えられ、神の国の福音を宣べ伝えました。しかし、ガリラヤ地方の人々は不信仰で頑な人が多く、乏しい反応しかありませんでした。イエス様は人々に悔い改めを促し、同時にさばきを告げられました。 1.悔い改めない町々  ああ、コラジン。ああ、ベツサイダ。おまえたちの間で行われた力あるわざが、ツロとシドンで行われていたら彼らはとうの昔に荒布をまとい、灰をかぶって座り、悔い改めていたことだろう。・・・カペナウム、おまえが天に上げられることがあるだろうか、よみにまで落とされるのだ。ルカ 10:13~15  カペナウムはイエス様が初期の伝道で拠点を置いた場所、コラジン、ベツサイダは周辺の町です。イエス様は「預言者が敬われないのは、自分...
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「だれが一番偉いのか」

 今日は新約聖書の出来事10「だれが一番偉いのか」です。弟子たちは、イエス様に「天の御国では誰が一番偉いのですか。」と尋ねました。弟子たちの間では、だれが高い地位に就けるのかと話題になっていたので、みな自分の名が上がるのではないかと期待して質問しました。イエス様は子どものように自らを低くする人が一番偉いとおっしゃいました。 1.天の御国で一番偉い人  「真実に、私はあなたたちに言う、もしあなたたちが、悔い改めて〈変化して、方向を変えて〉幼子たちのように〔信頼の心を持ち、謙そんで、愛の心を持ち、赦す心を持つ者に〕ならなければ、天の国には決して入れない。だから、だれでも自分を低くして、この幼子のように〔信頼の心を持ち、謙そんで、愛の心を持ち、赦す心を持つ者と〕なる者こそが天の国でいちばん偉いのである。マタイ 18:3,4(詳訳)  偉いとは「普通よりも優れている。社会的地位や身分などが高...
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「死と復活の予告」(聖日礼拝メッセージ 2023/10/08)

 今日は新約聖書の出来事9「死と復活の予告」です。イエス様は弟子たちに、ご自身が祭司長たちに捕らえられ、捨てられ、殺され、三日目によみがえることを告げられました。弟子たちはこの世的な反応しかできませんでしたが、イエス様は彼らに愛を示し、大切なことを教えられました。 1.弟子たちの反応  すると、ペテロはイエスをわきにお連れして、いさめ始めた。「主よ。とんでもないことです。そんなことがあなたに起こるはずがありません。」しかし、イエスは振り向いてペテロに言われた。「下がれ、サタン。あなたは、わたしをつまずかせるものだ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている。」 マタイ 16:22,23  そのとき、ゼベダイの息子たちの母が、息子たちと一緒にイエスのところに来てひれ伏し、何かを願おうとした。・・・「私のこの二人の息子があなたの御国で、一人はあなたの右に、一人は左に座れるように、...
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「パリサイ人のパン種」(聖日礼拝メッセージ 2023/10/01)

 今日は新約聖書の教え8「パリサイ人のパン種への警告」です。イエス様は弟子たちに、パリサイ人(サドカイ人、ヘロデ(党))のパン種にくれぐれも気をつけるように注意を与えられました。彼らのパン種とは何を意味するのでしょうか。また、今日、私たちが注意すべきパン種はどのようなものでしょうか。 1.パン種とは  彼らは、用心するようにとイエスが言われたのはパン種ではなく、パリサイ人たちやサドカイ人たちの教えであることを悟った。 マタイ 16:12  わずかなパン種が、こねた粉全体をふくらませるのです。ガラテヤ 5:9  イエス様が言われた「パン種」とは「教え」のことでした。パン種はわずかな量(10g)でも小麦粉(500g)を大きくふくらませます。  間違った教えは、気付かないうちに時間をかけて静かに、個人や集団の内部から全体に大きな影響を与えるものです。 2.パリサイ人のパン種  ...
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「いのちのパン」(聖日礼拝メッセージ 2023/09/24)

 今日は新約聖書の教え7「いのちのパン」です。イエス様はご自分のことを「いのちのパン」と言われました。パンは美味しく、体と健康といのちを維持するのに欠かせないものですが、イエス様がおっしゃった「いのちのパン」とはどのような意味でしょうか。「いのちのパン」はどうしたら手に入れられるでしょうか。 1.いのちのパン  あなたがたの先祖たちは荒野でマナを食べたが、死にました。しかし、これは天から下ってきたパンで、それを食べると死ぬことがありません。・・・だれでもこのパンを食べるなら、永遠に生きます。ヨハネ 6:49~51  イエス様は、神様が出エジプト後の荒野で、モーセに率いられたイスラエルの民に天から与えられたパン「マナ」について引用し(出エジプト 16:4~32、詩篇 78:23~25)、ご自分が天から下って来て、世にいのちを与えるパンである(ヨハネ 6:32,33)と教えられました。 ...
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