礼拝メッセージ

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「目を離さないで」(聖日礼拝メッセージ 2025/01/12)

 今日は使徒の働き25「第3回伝道旅行(3-7)へブル人への手紙(2)」です。へブル人への手紙は、ギリシア語を話すユダヤ人(または、イスラエルのユダヤ人クリスチャン)に宛てた手紙です。彼らはクリスチャンとしての信仰からかつての教え・習慣であるユダヤ教に後退していたようです。著者は救い主イエス様から目を離さないように注意を与えています。 1.新しい契約の仲介者  しかしキリストは、すでに実現した素晴らしい事柄の大祭司として来られ、人の手で造った物でない、すなわち、この被造世界の物でない、もっと偉大な、もっと完全な幕屋を通り、また、雄やぎと子牛の血によってではなく、ご自分の血によって、ただ一度だけ聖所に入り、永遠の贖いを成し遂げられました。へブル 9:11,12  キリストは新しい契約の仲介者です。へブル 9:15(9:23~28,10:1~4,10)  彼らは、せっかくイエス様を救い...
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「揺るがない霊」(聖日礼拝メッセージ 2025/01/05)

 2025年主の恵みの新年が始まりました。今年は苫小牧めぐみキリスト教会設立50周年です。さらに愛する主イエス様に仕えさせていただく一年としていきましょう。  今日は、ダビデの悔い改めの詩篇51篇から「揺るがない霊」について教わり、その霊を新しくしていただいて、その道を歩んでいきましょう。 1.罪の告白  まことに 私は自分の背きを知っています。私の罪は いつも私の目の前にあります。私はあなたに ただあなたの前に罪ある者です。私はあなたの目に 悪であることを行いました。ですから あなたが宣告するとき あなたは正しく さばくとき あなたは清くあられます。詩篇 51:3,4  神様は姦淫の罪を犯したダビデ(Ⅱサムエル 11)のところへ預言者ナタンを遣わしてその罪を糾弾しました(Ⅱサムエル 12)。ダビデはすぐに自分の罪を認め、悔い改めました。ダビデの姦淫と殺人の罪はもちろん人に対しての...
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2025元旦礼拝プログラム

申し訳ございませんが、元旦礼拝は都合によりインターネット配信のみになりました。
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「イエス様の苦しみ」(聖日礼拝メッセージ 2024/12/29)

 今日は使徒の働き25「第3回伝道旅行(3-6)へブル人への手紙」です。 この手紙の執筆年代はAD64~70年で、著者はパウロとされた時期もありましたが、現在は不明とされています。宛先はギリシア語を話すユダヤ人(あるいは、イスラエルのユダヤ人クリスチャン)で、旧約聖書の知識(レビ系祭司職、神殿犠牲)があり、クリスチャンとしての信仰歴が長く、迫害を経験した人たちです。彼らは年数からいけば他の人を教える立場にあるべきでしたが、クリスチャンとしての信仰からかつての教え・習慣であるユダヤ教に後退していたようです。  手紙はイエス様の優位性を論証しています。 1.神の御子イエス様  御子は神の栄光の輝き、また神の本質の完全な現れであり、その力あるみことばによって万物を保っておられます。御子は罪のきよめを成し遂げ、いと高き所で、大いなる方の右の座に着かれました。へブル 1:3  御使いが霊的な...
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「イエス・キリストの誕生」(聖日クリスマス礼拝メッセージ 2024/12/22)

 クリスマスは、主イエス・キリストの誕生を喜び祝い、愛を分かち合う時です。クリスマスという言葉はラテン語の「クリスト(キリスト)」と「マス(礼拝)」の合成語で、「キリストの礼拝」を意味しています。私たちも、世界中の人々が祝うクリスマスの喜びを味わいたいと思います。 序.「あなたのおことばどおりに・・・」(ルカ 1:38)  マリアは常識では考えられない御使いのお告げに、信頼をもって立ち向かいました。彼女は、神様の呼びかけに答えて、恐れひるむことなく、怒ることもなく、みことばに従順に従いました。  マリアは「心に納めて、思いを巡らし」(ルカ 2:19)とありますが、これは、自分の心の中に忘れないようにしっかりと留めておく、じっくり考え、熟考すると言う意味です。聖書のことばを自分の生き方や生活にどのように適用すべきかを考えることです。 1.羊飼いの信仰:大きな喜びを知る  イエス様が...
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「キリストはほむべき神」(聖日礼拝メッセージ 2024/12/15)

 今日は使徒の働き25「第3回伝道旅行(3-4,5)ローマ人への手紙」です。 パウロは、第3回伝道旅行(使徒18:23~20:38)の終わり頃(AD57-58)コリントからローマ人への手紙を書き、ケンクレアのフィベという女性に託したようです(ローマ16:1,2)。当時のローマの教会は、ペンテコステの時にエルサレムにいたローマ出身のユダヤ人(使徒2:10,11)たちによって立てられ、その後多くのクリスチャンが移住したようです。  パウロは神様から「ローマでも証人となる」と約束をいただいていましたが(使徒23:11)、この後行くエルサレムから生きて戻れる保証はありませんでした。パウロはキリストの福音の本質を文書にして首都ローマに保管しておく意図があったと思われます。パウロとペテロはこの手紙の約8年後にローマ皇帝ネロの大迫害に続く残虐な迫害によって殉教しました。 1.キリストの贖い  すな...
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「希望の神」(聖日礼拝メッセージ 2024/12/1)アドベント(待降節)

 今日は使徒の働き25「第3回伝道旅行(3-3)Ⅱコリント」です。 パウロは、第3回伝道旅行(使徒 18:23~20:38)でエペソからコリント人への手紙第一を書き送り、その後マケドニアに入りピリピとテサロニケ地方の教会を訪問し、その時にコリント人への手紙第二を書き送りました。この手紙でパウロは、苦難や戸惑いの中でも神様が様々な事柄を通し、すべてを善に変えて希望を与えてくださると証します。 1.苦難を慰めと力に  神は、どのような苦しみの時にも、私たちを慰めてくださいます。それで私たちも、自分たちが神から受ける慰めによって、あらゆる苦しみの中にある人たちを慰めることができます。Ⅱコリント 1:4  ですから、私たちは落胆しません。たとえ私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。私たちの一時の軽い苦難は、それとは比べものにならないほど重い永遠の栄光を、私たちにもたら...
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「愛を追い求めよ」(聖日礼拝メッセージ 2024/11/24)

 今日は使徒の働き25「第3回伝道旅行(3-2)Ⅰコリント(2)」です。 パウロは、第3回伝道旅行(使徒 18:23~20:38)でエペソからコリント人への手紙第一を書き送り、その後コリントを再訪問しました。コリント教会のもう一つ大きな問題は、霊的賜物と復活の教えのことでした。 1.霊的賜物  賜物はいろいろありますが、与える方は同じ御霊です。奉仕はいろいろありますが、仕える相手は同じ主です。働きはいろいろありますが、同じ神がすべての人の中で、すべての働きをなさいます。皆の益となるために、一人ひとりに御霊の現れが与えられているのです。 Ⅰコリント12:4~7  パウロは、コリント教会の礼拝の混乱に対して、まず11章で女性の被り物と聖餐式のあり方について教え、さらに、12章では霊的賜物について教えています。当時の一般的な宗教では、恍惚状態になることが霊的なこととされていたようで、教会の...
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「一致してください」(聖日礼拝メッセージ 2024/11/17)

 今日は使徒の働き25「第3回伝道旅行(3-1)Ⅰコリント(1)」です。 パウロは、第3回伝道旅行(使徒 18:23~20:38)でエペソからコリント人への手紙第一を書き送り、その後ギリシアを再訪問してBC57年~58年の冬期3か月をコリントで過ごしたようです。コリントはローマ帝国の主要都市で、富と贅沢と偶像(女神アフロディテの神殿)と不道徳の町でしたが、パウロは1年半留まって大きな教会を設立しました。その後、パウロは、コリント教会の不一致、不道徳、偶像にささげた物、女性の役割、霊的賜物、復活などの問題を聞き、手紙を送りました。 1.知識派  「わたしは知恵ある者の知恵を滅ぼし、悟りある者の悟りを消し去る」と書いてあるからです。知恵ある者はどこにいるのですか。学者はどこにいるのですか。この世の論客はどこにいるのですか。神は、この世の知恵を愚かなものにされたではありませんか。Ⅰコリント ...
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「みことばによる成長」(聖日礼拝メッセージ 2024/11/10)

 今日は使徒の働き25「第3回伝道旅行(3)エルサレムへ」です。パウロは、エルサレム教会の貧しい兄弟姉妹への献金を携え、第3回伝道旅行(使徒 18:23~20:38)を終えて、エルサレムへ上ろうとしています。パウロは、アジアとフェニキアでの兄弟姉妹との惜別の時、自分自身の決意と兄弟姉妹への深い愛情を示しました。 1.ミレトスでの兄弟姉妹との別れ  今私は、あなたがたを神とその恵みのみことばにゆだねます。使徒20:32  パウロは3回の伝道旅行でアジアからマケドニア、アカイアの教会を訪問し、エルサレムへ向かうため、アジアの西海岸を南下してミレトスまでやって来ました。パウロはエペソの教会の長老たちを呼び寄せて、自分がイエス様の勧めに倣ってどのように教会に仕えてきたかを証しし、これから教会に襲いかかる脅威について予告して注意を促しました。  別れの時、パウロもアジアの兄弟姉妹も、これが最...
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