彼は鉄の戦車900両を持ち、そのうえ20年の間、イスラエル人をひどく圧迫したので、イスラエル人は主に叫び求めた。 そのころ、ラピドテの妻で女預言者デボラがイスラエルをさばいていた。 士師 4: 3,4
イスラエルの民は、士師エフデの死後また主の目の前に悪を行いました。主は、カナンの王ヤビンと将軍シセラによって20年間支配させました。民は主に助けを求め、主は女預言者デボラと指揮官バラクによってイスラエルを救われました。
そこで、デボラはバラクに言った。「さあ、やりなさい。きょう、主があなたの手にシセラを渡される。主はあなたの前に出て行かれるではありませんか。」それで、バラクはタボル山から下り、一万人が彼について行った。主がシセラとそのすべての戦車と、すべての陣営の者をバラクの前に剣の刃でかき乱したので、シセラは戦車から飛び降り、徒歩で逃げた。士師 4:14,15
民を救う戦いは、主の主導と力によりました。士師と民とは、主に対する信仰によって勝利を得ました。この勝利には、もう一人の功績者ケニ人へベルの妻ヤエルがいます(士師4:17~22)。女預言者デボラが指揮官バラクに主の約束を与えて励まし、ヤエルの勇気ある行動が勝利をもたらしました。主は、か弱い女性たちの深く純粋な信仰を用いられました。
聖書の中に、サラ、遊女ラハブ、ルツ、エステル、マリヤ、マグダラのマリヤ、タビタ、プリスキラなど多くの女性が、信仰の人として称賛され、紹介されています。(へブル11章など)
聖書は、女性の信仰者の歩み方を具体的に示しています(Ⅰペテロ3:2~6、Ⅰテモテ2:9~12)。その信仰の力は、人を救い、数えきれないほどの新しい命を生み出す無限の力となります。
主イエス様を信頼し続ける道を歩みましょう。
たとえばサラも、アブラハムを主と呼んで彼に従いました。あなたがたも、どんなことをも恐れないで善を行なえば、サラの子となるのです。 Ⅰペテロ 3: 6
コマドリがスズメに言いました。
「なんで人間ってせっかちで心配ばかりしているのかしら?」
スズメは、コマドリに答えました。
「私が考えるにはね。あの人たちには、私たちを守っていて下さるような天のお父さまがいらっしゃらないのよ」 「日ごと新たに」コーリー・テン・ブーム著