「サタン三話」(メッセージ2014/11/16)

第一話 「冤罪(えんざい)」

悪霊たち「親分。助けて下さ~い。冤罪です。」
サタン 「おめ~たち!どうしたんだ。」
悪霊A 「クリスチャンたちが濡れ衣を着せるんです。」
サタン 「そりゃあ、どういうことだ。」
悪霊B 「自分勝手に罪を犯していながら、『悪霊にだまさ

れた。悪霊に惑わされた。悪霊が働いている。』と
言って俺たちのせいにするんです。」
サタン 「何だと。そりゃあ,俺たちより質(たち)が悪い。」

第二話 「開店休業」

サタン 「おめ~たち!どうしたんだ。昼間っから仕事もし
ねーでゴロゴロしやがって。早く、クリスチャンた
ちを惑わしてこい。」
悪霊A 「親分。そんなこと言ったって。俺たちの仕事の需
要がなくて、上がったりですよ。」
サタン 「そんなことがあるかー!」
悪霊B 「だって、クリスチャンたちは、俺達が行く前から
お互いに批判し合って仲間割れはするわ、主人のイ
エスの言うこともリーダー(指導者)の言うことも
聞かないわ、みことばには従わないわ、もう大変。
俺たちの出番はないですよ。」
サタン 「そうか。俺たちもいよいよ転職だなぁ。」


第三話 「うれしくて、笑いが止まらない」

悪霊たち「親分。随分うれしそうですね。何かいいことがあ
ったんですか。」
サタン 「おめ~たち。これが喜ばずにいられるか。クリス
チャンたちを見てみろ。平気で礼拝にも集会にも出
ない。聖書は読まない。祈らない。結局、自分の神
に信頼もしなけりゃ従ってもいない。神に頼らない
と生きていけないのに本当に愚か者だ。 
よっぽど、お前たちの方が忠実だよ。」


もし、クリスチャンが他のクリスチャンとの交わりを避け
ようとするならば、悪魔は微笑みます。もし、聖書を読む
のをやめるならば、悪魔は大笑いします。そして、もし、
祈ることをやめるならば、悪魔は喜び叫ぶでしょう。
「日ごと新たに」コーリー・テン・ブーム著

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