「患難の中の恵み」(2021/02/07 礼拝メッセージ) 

 ペテロの手紙第一は、AD63~66年頃に12弟子のリーダーであるペテロが、ローマ帝国の迫害下にある小アジアのクリスチャンに宛てた手紙です。
 ペテロは、イエス様との生活、裏切り、十字架、復活、ペンテコステ、宣教活動を通して、信仰の患難と喜びと栄光を経験しました。手紙では、イエス様が経験された苦難を覚え、忍耐して主に従い、正しい生き方によって神様の栄光を現すよう励ましと具体的な生活の勧めを記しています。

1.すばらしい救い
 すなわち、イエス・キリスト〈メシヤ〉に従順〔な者〕となるため、また〔彼の〕血の注ぎを受けるために、父なる神によって選ばれ〈予知され〉、またみ霊によって聖別され〈きよめられ、聖なる者とされ〉ている人々に〔この手紙を書き送ります〕。恵み〈霊的祝福〉と平安〈キリストにあって、また彼を通して実現される心の平和、恐怖と心をかき乱す欲情と道徳的葛藤からの解放〉が、あなたがたにますます豊かに加わりますように。Ⅰペテロ 1:2(詳訳)

 私たちは、天地創造以前に神様によって、イエス様の十字架の血潮の聖めによる救いに選ばれた最も幸いな者です。イエス様は、私たちを罪の刑罰と恐れから解放し、ご自身の復活によって新生と生きる希望と永遠の天国の希望を与えてくださいました。私たちは、イエス様に対する愛と信仰によって喜びに満たされています。

2.聖い生き方
 従順な子どもとなり、以前、無知であったときの欲望に従わず、むしろ、あなたがたを召された聖なる方に倣い、あなたがた自身、生活のすべてにおいて聖なる者となりなさい。「あなたがたは聖なる者でなければならない。わたしが聖だからである」と書いてあるからです。Ⅰペテロ 1:14~16

 ①国民として(Ⅰペテロ 2:13~17)②しもべとして(Ⅰペテロ2:18~20)
 ③妻として(Ⅰペテロ 3:1~6)④夫として(Ⅰペテロ 3:7)
 ⑤クリスチャンとして(Ⅰペテロ 3:8~17)
 ⑥長老として(Ⅰペテロ 5:1~4)⑦若者として(Ⅰペテロ 5:5)
 
3.キリストの苦しみ
 このように、キリストは〔私たちのために、あなたがたのために〕肉において苦しまれたのですから、あなたがたも〔神を喜ばせないで終わるよりは、むしろ、忍耐深く苦しもうというキリストと〕同じ思い〈決意〉をもって自分を武装しなさい。というのは、〔キリストの心をもって〕肉において苦しみを受けた者は、〔故意の〕罪を行なうことをやめてしまったのです〈自分自身とこの世とを喜ばせることをやめて、神に喜んでいただくようにするのです〉。その結果、彼はもはや肉の生涯の残りの時を、〔自分の〕人間的な欲望〈欲求〉によって過ごすことができず、神の望まれることのために〔生きてゆくのです〕。Ⅰペテロ 4:1,2(詳訳)

 イエス様がこの上ない苦しみを忍耐して下さったように、私たちも自分自身とこの世を喜ばせることをやめて、神様に喜んでいただく道を歩みましょう。信仰の試練は苦しいものですが、試練に遭った私たちの信仰の純正さは、イエス様の再臨の時、賛美と栄光と誉れになります。

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