「復活の主にあった人々」(イースター聖日礼拝メッセージ 2022/04/17)

 今日はイエス様の復活を記念するイースターです。イエス様は、私たちの罪と咎を十字架で一身に背負って死なれ、墓に葬られ、三日目によみがえられました。私たちに現れて下さったイエス様をたたえましょう。

1.マグダラのマリア
 マリアは墓の外にたたずんで泣いていた。そして、泣きながら、からだをかがめて墓の中をのぞき込んだ。・・・イエスは彼女に言われた。「マリア。」彼女は振り向いて、ヘブル語で「ラボニ」、すなわち「先生」とイエスに言った。ヨハネ 20:11~16
 弟子たちは、ヨハネを除いて全員イエス様を見捨てて逃げてしまいましたが、女たちだけはイエス様のそばにいました。イエス様は、復活後一番最初にかつて七つの悪霊を追い出したマグダラのマリアに現れました。

2.エマオへ下ろうとした二人
 しかし、二人の目はさえぎられていて、イエスであることが分からなかった。・・・そして彼らと食卓に着くと、イエスはパンを取って神をほめたたえ、裂いて彼らに渡された。すると彼らの目が開かれ、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。ルカ 24:16~31
 イエス様は二人の弟子(夫婦?)のそばに現れ、聖書から復活について教えられました。イエス様の話しに彼らの心は燃えていました。

3.疑り深いトマス
 トマスはイエスに答えた。「私の主、私の神よ。」イエスは彼に言われた。「あなたはわたしを見たから信じたのですか。見ないで信じる人たちは幸いです。」ヨハネ 20:28,29
 トマスは、弟子たちと共にいなかったので復活のイエス様に会えませんでした。イエス様は弟子たちの証しを信じなかったトマスを咎めました。

4.月足らずで生まれたパウロ
 キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現れました。・・・そして最後に、月足らずで生まれた者のような私にも現れて下さいました。わたしは使徒の中では最も小さい者であり、神の教会を迫害したのですから、・・・神の恵みによって私は今の私になりました。Ⅰコリント 15:6~10
 迫害者パウロは、イエス様の赦しと召命をいただけるような者ではないと思っていましたが、イエス様の憐れみは敵対者にも注がれました。

5.憐れみを受けた人
 神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせ、生ける望みを持たせてくださいました。   Ⅰペテロ 1:3(Ⅰコリント 15:3,4)
 イエス様は憐れみ深いお方です。復活後にたくさんの弟子たちに現れ、従順で素直な者だけではなく、疑り深い者や敵対する者にも憐れみを注いでくださいました。私たちは復活のイエス様をこの目で見てはいませんが、心から愛しており、信じています(Ⅰペテロ 1:8,9)。私たちを憐れみ、復活の姿を現わしてくださったイエス様に感謝をささげましょう。

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