今日は使徒の働き22-6「第2回伝道旅行(4-6)ガラテヤ(2)」です。 パウロは、ガラテヤ地方(ピシディアのアンティオキア、イコニオン、リステラ、デルベ)の教会の兄弟姉妹に対して、イエス様は、あなたがたを不信仰と罪と律法に束縛された生き方から神様に従う真の自由へと解放してくださったと教えました。
1.恵みから落ちた者
キリストは、自由を得させるために私たちを解放してくださいました。・・・律法によって義と認められようとしているなら、あなたがたはキリストから離れ、恵みから落ちてしまったのです。私たちは、義とされる望みの実現を、信仰により、御霊によって待ち望んでいるのですから。ガラテヤ 5:1~5
パウロは、律法と割礼に頼る者は、イエス様が十字架で完成してくださった贖いによる罪の赦しを拒絶し、律法を守るという自らの行いによって救いを得ようとしている、せっかくイエス様が犠牲を払って律法の束縛から解放してくださったのに、その恵みから落ちて、再び罪の束縛に入ろうとしていると指摘しました。
2.自己中心に縛られている者
兄弟たち。あなたがたは自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、愛をもって互いに仕え合いなさい。・・・御霊によって歩みなさい。そうすれば、肉の欲望を満たすことは決してありません。ガラテヤ 5:13~16
人はみことばで勧められ命じられていても、嫌なことやりたくないことは避けて、自分の思い通りに自分中心に行動することが自由だと思い込んでいます。しかし、みことばよりも自分の自由を優先するということは、御霊(みことば)ではなく肉(自己中心)に従っていることであり、肉の欲望に束縛されている状態です。
自分の肉に蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、御霊に蒔く者は、御霊から永遠のいのちを刈り取るのです。・・・特に信仰の家族に善を行いましょう。ガラテヤ 6:8~10
3.イエス様の解放のわざ
「あなたがたは、わたしのことばにとどまるなら、本当にわたしの弟子です。あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」ヨハネ 8:31,32
同じように自由人も、召された者はキリストに属する奴隷だからです。Ⅰコリント 7:22
イエス様は、私たちを罪の刑罰、永遠の滅びの束縛から解放してくださり、罪と悪と自己中心の生き方から解放して神様に従って生きられる良き自由を与えてくださいました。イエス様の奴隷になれたら幸いです。
主の名を愛して、そのしもべとなった異国の民が、みな安息日を守ってこれを汚さず、わたしの契約を堅く保つなら、わたしの聖なる山に来させて、わたしの祈りの家で彼らを楽しませる。イザヤ 56:6,7