今日のテーマは黙示録26「子羊の婚宴」です。黙示録19章では、大淫婦バビロンが神様によってさばきを受けて滅ぼされ、大群衆と二十四人の長老、四つの生き物が神様をほめたたえて礼拝します。子羊の婚宴・イエス様と教会(クリスチャン)の婚宴の時が来ます。
1.主の勝利
・・・ハレルヤ。私たちの神である主、全能者が王となられた。私たちは喜び楽しみ、神をほめたたえよう。・・・黙示録 19:6,7
しかし、獣は捕らえられた。また、獣の前でしるしを行い、それによって獣の刻印を受けた者たちと、獣の像を拝む者たちを惑わした偽預言者も、獣とともに捕らえられた。この両者は生きたまま、硫黄の燃える火の池に投げ込まれた。黙示録 19:20
神様は、不品行・不道徳と霊的な姦淫(異教、偶像礼拝)によって地を腐敗させ、偽預言によって人々を惑わせ、神様のしもべである預言者と聖徒を迫害した行為にさばきと報復をくだされます。天の大軍勢(御使いと聖徒)と二十四人の長老、四つの生き物は王となられた主を礼拝します。
2.子羊の婚宴
〔み使いは〕私に言いました、「これを書きしるしなさい。小羊の結婚の晩餐に招かれた〈招待された、呼ばれた〉人々は祝福されています。〈幸いです。うらやむべきです〉」。彼は私に〔さらに〕言いました、「これは神のまことのことば〈純粋な《正確な》宣言〉です」。黙示録 19:9(詳訳)
子羊なるイエス様は花婿、花嫁は聖徒である私たちです。黙示録21:2,9,10,27には、天から下って来る新しい聖なる都エルサレムが花嫁であり、子羊のいのちの書に名が記されている者が都に入ることができるとあります。エペソ5:23~27には、キリストと教会が夫婦として描かれています。イエス様もマタイ25:1~13で「花婿を出迎える賢い花嫁」について話されました。
神様によって選ばれてイエス様の花嫁として婚宴に連なる者は幸いです。
3.花嫁の亜麻布
彼女は折り目の細かい〈輝く、まばゆい、純白の〉亜麻布で装うことを許されました。この折り目の細かい亜麻布は聖徒〈神のきよい民〉の義〈まっすぐな、正しい、敬けんな生活〔わざ、行為〕、神のみ前での正しい身分〉〈を意味し、表しているの〉です」。黙示録 19:8(詳訳)
花嫁が着飾る純白の装いは、正しい、敬けんな生活(行い)と神様が恵みとあわれみによって与えてくださった身分(義認の宣告)です。私たちは善行ではなく、神様のあわれみとイエス様の愛によって救われて、敬虔な生活へと導かれました。罪に服従していた者が、救い主イエス様を「心といのちと力と知性を尽くして愛する(ルカ 10:27)」者へと変えられました。生涯イエス様を喜び、イエス様に服従し続ける者となりましょう。
私は主にあって大いに楽しみ。私のたましいも私の神にあってよろこぶ。主が私に救いの衣を着せ、正義の外套をまとわせ、花婿のように栄冠をかぶらせ、花嫁のように宝玉で飾ってくださるからだ。イザヤ 61:10
