箴言 18章 1節
(新改訳) おのれを閉ざす者(直訳:自分を人から分離させる者)は自分の欲望のままに求め、すべてのすぐれた知性と仲たがいする。
(現代訳) ほかの人と交わりたがらない人は、とかく利己的なものを追い求め、あらゆる健全な考えに反対する。
(リビングバイブル) 自分のことしか考えられない者は、あらゆる規則に盾をつき、自分のやり方を押し通す。
兄弟姉妹と共に礼拝・賛美・お祈り・交わり・伝道・奉仕などをすることは、みことばの勧める健全な信仰姿勢です。
兄弟姉妹と交わりたがらない歩みは、自己中心の信仰姿勢です。だれでも利己的になると自分の都合の良いことだけ求めてしまいます。しかし、それでも自分は信仰的だと自分を納得させてしまい、徐々に心が麻痺していきます。イエス様は私たちに何を求めているのでしょうか。
せっかくイエス様から尊い救いをいただいたのに、イエス様から来る「すぐれた知性」を軽んじて、自分の「欲望」のままに進む歩みであってはなりません。
「すぐれた知性」とは、イエス様を恐れて服従することです。
聞け。主が町に向かって叫ばれる。―御名を恐れることがすぐれた知性だ。―聞け。部族、町を治める者。 まだ、悪者の家には、不正の財宝と、のろわれた枡目不足の枡があるではないか。不正なはかりと、欺きの重り石の袋を使っている者を罪なしとすることがわたしにできようか。 ミカ書 6: 9~11
何が原因で、あなたがたの間に戦いや争いがあるのでしょう。あなたがたのからだの中で戦う欲望が原因ではありませんか。 ヤコブ 4: 1
「兄弟姉妹との交わりぐらいたいしたことではない」と考えてはなりません。イエス様は、兄弟姉妹をご自身と同様に考えておられます。自分の欲望によって愛するイエス様と聖化へ導くみことばを退けてはいけません。本当の信仰とは行いの伴ったものです。
ああ愚かな人よ。あなたは行ないのない信仰がむなしいことを知りたいと思いますか。 ヤコブ 2:20