「ヨセフの夢」(聖日礼拝メッセージ 2026/08/02)

 今日のメッセージテーマは旧約聖書(信仰)16「ヨセフの夢」です。ヤコブには12人の息子がいましたが、特に11番目のヨセフを溺愛していました。父の偏愛とヨセフの告げ口と夢の解き明かしが原因となって他の兄弟たちの反感を買い苦難の道を歩むことになります。しかし、そこに神様のご計画がありました。

1.ヨセフの夢
 ヨセフは十七歳のとき、兄たちとともに羊の群れを飼っていた。・・・ヨセフは彼らの悪いうわさを彼らの父に告げた。イスラエルは、息子たちのだれよりもヨセフを愛していた。ヨセフが年寄り子だったからである。創世記 37:2,3

 ヤコブは両親の偏愛が家庭崩壊を招いたにもかかわらず、自分の年寄り子(90歳)愛するラケルの子ヨセフをえこ贔屓して兄弟間に不和をもたらしていました。ヨセフには告げ口をする悪癖があり、自分が家族中の者から崇められた夢(麦の束、太陽と月と十一の星)を得意げに話したのでさらに反感を買いました。しかし、かつて神様から夢で約束を与えられたヤコブは神様の示しを感じていました。(創世記 49:22~26)

2.兄たちの憎しみ
 兄たちは遠くにヨセフを見て、彼が近くに来る前に彼を殺そうと企んだ。彼らは互いに話し合った。「見ろ。あの夢見る者がやって来た。さあ、今こそあいつを殺し、どこかの穴の一つにでも投げ込んでしまおう。そうして、狂暴な獣が食い殺したと言おう。あいつの夢がどうなるかを見てみようではないか。」創世記 37:18~20

 兄たちはヨセフの態度が気に入らず、父が自分たちを差し置いて家督相続の象徴である長服を与えていたので遺産相続の件(ユダ)も絡んで殺したいほどに憎んでいました。兄たちはヨセフを一度は穴に投げ込みますが、イシュマエル人の隊商に奴隷として銀貨20枚で売ってしまいました。

3.冤罪による苦難
 主がヨセフとともにおられたので、彼は成功する者となり、そのエジプト人の主人の家に住んだ。彼の主人は、主が彼とともにおられ、主が彼のすることすべてを彼に成功させてくださるのを見た。創世記 39:2,3

 彼女は毎日ヨセフに言い寄ったが、彼は聞き入れらず、彼女のそばに寝ることも、一緒にいることもしなかった。・・・彼の主人は、「あなたの奴隷がこのようなことを私にしました」と告げた妻のことばを聞いて、怒りに燃えた。ヨセフの主人は彼を捕らえ、王の囚人が監禁されている監獄に彼を入れた。創世記 39:10~20

 ヨセフが売られて行ったのは、エジプトの王に仕える侍従長ポティファルのことろでした。ヨセフは主がともにおられたのであらゆる点で成功しますが、主人の妻の悪意と冤罪によって投獄されてしまいました。裕福な家庭で父親に溺愛されて育ち、自己中心と自己満足の17歳のヨセフは、異国での奴隷と獄中生活を通して神様の取り扱いを受け、自らの民族をはじめエジプトを飢饉から救い、神様の救いの計画をつなぐ人物となりました。

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