「神様のご計画」(礼拝メッセージ2014/11/09)

こうしてボアズはルツをめとり、彼女は彼の妻となった。彼が彼女のところにはいったとき、主は彼女をみごもらせたので、彼女はひとりの男の子を産んだ。女たちはナオミに言った。「イスラエルで、その名が伝えられるよう、きょう、買い戻す者をあなたに与えて、あなたの跡を絶やさなかった主が、ほめたたえられますように。その子は、あなたを元気づけ、あなたの老後をみとるでしょう。あなたを愛し、七人の息子にもまさるあなたの嫁が、その子を産んだのですから。」ナオミはその子をとり、胸に抱いて、養い育てた。近所の女たちは、「ナオミに男の子が生まれた。」と言って、その子に名をつけた。彼女たちは、その名をオベデと呼んだ。オベデはダビデの父エッサイの父である。                        ルツ 4:13~17

ルツは、ナオミの勧めによって、ボアズの畑で一生懸命に働きました。ボアズはナオミの夫エリメレクの親戚で、レビレート法(子供がなくて未亡人になった場合、亡くなった夫の兄弟がめとって、相続人を得る。親戚にも適用。)による買戻しの権利がありました。ボアズは、自分よりも優先順位の高い親戚が、放棄したので正式にルツと結婚しました。ナオミは孫を育て幸せな老後を過ごしました。
孫オベデは、ダビデ王の祖父となり、ルツは、救い主イエス様の系図に入れられました。(マタイ1:5、ルカ3:32)
ナオミは、苦難の人生を歩んできました(飢饉による外国への移住、そこでの夫と2人の息子の死、無一文での帰国、未亡人としての貧しい暮らし)。神様を憎み、不平不満を言って信仰を失いかけたこともありましたが、神様のご計画は、彼女の想像をはるかに超えたものでした。
私たちは、神様を知り尽くすことはできません。神様はひとり子イエス・キリストを十字架で犠牲にするほど、私たちを愛してくださいました。その方にゆだねる歩み、その方に従う人生が最も幸いです。神様の自分に対する計画を求めましょう。

「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なるからだ。―主の御告げ。―天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。 イザヤ 55: 8,9

わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。―主の御告げ。―それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。  エレミヤ 29:11

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