明日は敬老の日です。今日は信仰と家族について考えましょう。
聖書は、目上の人を尊敬し、両親に従い、家族を大切にし、特に信仰の家族に善を行うように命じています。
1.父と母を敬え
あなたを生んだ父の言うことを聞け。あなたの母が年老いても蔑んではならない。箴言 23:22
あなたの父と母を喜ばせ、あなたを産んだ人を楽しませよ。箴言 23:25 自分の父をののしり、自分の母をたたえない世代。箴言 30:11
自分の父を嘲り、母への従順を蔑む目は、谷の烏にえぐり取られ、鷲の子に食われる。 箴言 30:17
日本人の心に根強くある進化論は、古いものは環境に適応できなかった劣ったものであり、新しいものはより進化したすばらしいものであると考えます。ですから、先人や目上の人、親を尊敬しない考え方になります。聖書とは真逆の考えであり、祝福ではなく不幸を招く考え方です。
2.大切な家族
もしも親族、特に自分の家族の世話をしない人がいるなら、その人は信仰を否定しているのであって、不信者よりも劣っているのです。Ⅰテモテ 5:8
年配の男の人を𠮟ってはいけません。むしろ、父親に対するように勧めなさい。若い人には兄弟に対するように、年配の女の人には母親に対するように、若い女の人には姉妹に対するように、真に純粋な心で勧めなさい。Ⅰテモテ 5:1,2
ですから、私たちは機会があるうちに、すべての人に、特に信仰の家族に善を行いましょう。ガラテヤ 6:10
いくら信仰歴が長く、神様とイエス様を愛していると公言し、教会に通い、主の働き(ミニストリー)人、有名な人であっても、家族(信仰の家族)や親族との関係が悪く、家族をほったらかしにしているのであれば、生き方そのものがその人の信仰を否定しており、神様の目から見るとノンクリスチャン以下だと聖書は言います。
3.主を恐れる者
しっかりした妻をだれが見つけられるだろう。彼女の値打ちは真珠よりもはるかに尊い。・・・しかし、主を恐れる女はほめたたえられる。箴言 31:10~31:31
外見を美しく着飾ることよりも、主を恐れてへりくだり、みことばに従う生き方こそが神様の前に尊く価値があるものです。
何よりも、家族が救い主イエス様を信じて救われることを祈り求め、福音を伝えつつ、家族に仕えていきましょう。
二人は言った。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」そして、彼と彼の家にいる者全員に、主のことばを語った。・・・彼とその家の者全員が、すぐにバプテスマを受けた。使徒 16:31~33