このころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈りながら夜を明かされた。夜明けになって、弟子たちを呼び寄せ、その中から12人を選び、彼らに使徒という名をつけられた。
すなわち、ペテロという名をいただいたシモンとその兄弟アンデレ、ヤコブとヨハネ、ピリポとバルトロマイ、マタイとトマス、アルパヨの子ヤコブと熱心党員と呼ばれるシモン、ヤコブの子ユダとイエスを裏切ったイスカリオテ・ユダである。 ルカ 6:12~16
イエス様は、多くの弟子の中から12人を選ばれました。あまり立派とは言えない個性的な面々でした。それでもイエス様が徹夜祈祷をして選んで下さった一人ひとりです。
彼らはイエス様と寝食を共にし、神様の業をたくさん行いました。
イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」 マタイ28:18~20
彼らは仲たがいをしたり失敗をしたりして、最後は全員イエス様から散り散りに離れ去ってしまいました。しかし、復活のイエス様にお会いし、聖霊様に満たされた弟子たちは、すっかり新しい人に変えられてイエス様を伝えていきました。そして、いろいろな弱さや失敗がありながらも神様に用いられて世界を変えていきました。
あなたがたに新しい戒めを与えましょう。あなたがたは互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。もしあなたがたの互いの間に愛があるなら、それによって、あなたがたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるのです。」 ヨハネ 13:34,35
教会の中にいろんな人がいるように、イエス様の弟子にもいろんな人がいました。いや、あえて、イエス様がいろんな人を置いて下さっています。
イエス様の弟子とは、イエス様を愛して従い、兄弟姉妹をイエス様のように愛する人たちです。そこに、世の中を変革する聖霊様の力が現れます。