今日のテーマは黙示録29「キリストの帰還(3)」です。聖書は、イエス様が再臨されるとき、信じる私たちには報いとして安息が与えられ、神様に敵対する者には苦しみが与えられると約束しています。
1.苦しめる者には
神にとって正しいこととは、あなたがたを苦しめる者には、報いとして苦しみを与え、Ⅱテサロニケ 1:6
神様は博愛主義者でも八方美人でもありません。聖徒を苦しめる者を厳しくさばかれます。聖徒を迫害することはイエス様を迫害することです。イエス様も聖徒を迫害するパウロ(サウロ)に対して「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか。」と言われました(使徒 9:4,5)。神様はすべての者に安息を与えるわけではありません。不信仰な者、神様から離れる者もそうです。
わたしは怒りをもって誓った。『彼らは決して、わたしの安息に入れない。』」兄弟たち。あなたがたのうちに、不信仰な悪い心になって、生ける神から離れる者が無いように気を付けなさい。へブル 3:11,12(詩篇 95:1~11)
2.苦しめられている者には
苦しめられているあなたがたには、私たちとともに、報いとして安息を与えることです。このことは、主イエスが、燃える炎の中に、力ある御使いたちとともに天から現れるときに起こります。Ⅱテサロニケ 1:7
今、あなたはイエス様に従うこと、信仰のゆえに苦しめられていますか。「キリスト・イエスにあって敬虔に生きようと願う者はみな、迫害を受けます。」Ⅱテモテ 3:12 とあるように、私たちが世と調子を合わせて、当たり障りのないことを伝え、そのように生活するならば苦しまないでしょう(ガラテヤ 5:11)。しかし、神様、イエス様、十字架と復活、さばきと天国を伝えようとし、義のために生きようとするときに反発があります。
したがって、安息日の休みは、神の民のためにまだ残されています。神の安息に入る人は、神がご自分のわざを休まれたように、自分のわざを休むのです。へブル 4:9,10
3.神様の安息
御座の中央におられる子羊が彼らを牧し、いのちの水の泉に導かれる。また、神は彼らの目から涙をことごとくぬぐい取ってくださる。黙示録 7:17(21:4)
イエスが来られ、彼らの中に立って言われた。「平安があなたがたにあるように」ヨハネ 20:19(14:27)
弟子たちはイエス様が捕縛され、暴行を受け、処刑される姿を目の当たりにして逃げ出しました。イエス様は、動揺と恐怖と落胆の彼らに平安を与えてくださいました。そして、再臨のイエス様は信仰を持って従う者に安息と平安を与えてくださいます。不従順の例に倣わないように。
ですから、だれも、あの不従順の悪い例に倣って落伍しないように、この安息に入るように努めようではありませんか。へブル 4:11
