今日のテーマは黙示録27,28「キリストの帰還(1)(2)」です。
黙示録19:11以降には、天が開かれて白い馬に乗ったイエス様が来られて地をさばく様子が描かれています。イエス様は弟子たちに再臨について度々教えられ、使徒たちも手紙の中でイエス様の再臨について教えています。
1.イエス様の再臨
人々は、この世界に起ころうとしていることを予測して、恐ろしさのあまり気を失います。天のもろもろの力が揺り動かされるからです。そのとき人々は、人の子が雲のうちに、偉大な力と栄光とともに来るのを見るのです。ルカ 21:26,27
イエス様は、終わりの日に再び天から地に来られると教え、その時に、さばきとともに報いが与えられ、贖いが成就すると告げられました。再臨は旧約(ダニエル 7:13,14、ゼカリヤ 14:4、マラキ 3:1,2)と新約(福音書、コリント、テサロニケ、黙示録)、聖書全体の教えです。再臨は、聖書を正しく理解させ、大きな望みを与え、正しい信仰と信仰生活へと導きます。
2.イエス様が再臨される日
あなたがたも耐え忍びなさい。心を強くしなさい。主が来られる時が近づいているからです。ヤコブ 5:8
すなわち、号令と御使いのかしらの声と神のラッパの響きとともに、主ご自身が天から下ってこられます。そしてまず、キリストにある死者がよみがえり、それから、生き残っている私たちが、彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられ、空中で主と会うのです。こうして私たちは、いつまでも主とともにいることになります。Ⅰテサロニケ 4:16,17
イエス様が再臨される日は、「誰も知らない。自分も知らない。」とイエス様がおっしゃいました(マタイ24:36)。使徒たちや初代教会の人々は自分たちの時代にイエス様が再臨されると期待していたようです。その後、あらゆる時代にいろいろな人々が時期を予測して期待してきました。聖書には様々な前兆、順番があり、神様のラッパの合図があるとされています。
3.栄光のからだに変えられる
しかし、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待ち望んでいます。キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自分の栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださいます。ピリピ 3:20,21
イエス様の再臨には大きな希望があります。私たちの汚れて老化してしまったからだが、イエス様と同じ永遠・栄光・天上のからだに変えられるとは、なんと光栄なことでしょうか。私たちは、栄光のからだに変えられる者にふさわしく、いつも目をさまして、再臨されるイエス様を忍耐して待ちたいと思います。
終わりのラッパとともに、たちまち、一瞬のうちに変えられます。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです。Ⅰコリント 15:52
