「ピラト」(聖日礼拝メッセージ 2023/02/12)
今日の新約聖書の人物は「ピラト」です。ピラトはローマから派遣されたユダヤ地方の総督です。使徒信条に「・・・ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、・・・」とあるように、イエス様を十字架につけた者として記されています。ピラトは正直で誠実な人物でしたが、保身のために無罪のイエス様を死刑にしました。
1.ピラトは公正な判断をしていた
・・・私がおまえたちの前で取り調べたところ、おまえたちが訴えているような罪は何も見つからなかった。・・・見なさい。この人は死に値することを何もしていない。・・・」 ルカ 23:14,15
ピラトは彼らに三度目に言った。「この人がどんな悪いことをしたというのか。彼には、死に値する罪が何も見つからなかった。」 ルカ 23:22
祭司長や律法学者たちは、何としてもイエス様を亡き者にしようとしていました。しかし、当時イスラエルはローマの支配...