「主への信頼と主のお働き」(礼拝メッセージ2013/02/24)

 ダニエルは、王の食べるごちそうや王の飲むぶどう酒で身を汚すまいと心に定め、身を汚さないようにさせてくれ、と宦官の長に願った。
 神は宦官の長に、ダニエルを愛しいつくしむ心を与えられた。        ダニエル 1: 8,9

 人は、どこまで信仰を持ち続けて、ブレずに生きられるでしょうか。
 ダニエルたちは少年の時に、遠い異国の地、異教の地に捕囚として連れて来られました。捕囚の身のために、恐れ・不安・嘆き・無力感・自暴自棄に陥らなかったのでしょうか。
 もし、私たちが共産国や異教の国に拉致されてしまい、そこで暮らさなければならなくなったとしたらどうでしょう。穏やかな気持ちで今と同じように信仰を持って暮らせるでしょうか。
 ダニエルたちは少年でしたが、どのようなことがあっても、神様に従い通し、神様に喜ばれるように生きる決心をしていました。そして、その決心と信仰は行動となって現れました。

 「どうか十日間、しもべたちをためしてください。私たちに野菜を与えて食べさせ、水を与えて飲ませてください。     ダニエル 1: 12

 彼らは、神様に従うよりは、なんとかうまく立ち回って、自分たちの身を守り、生き延びてやろうと、考えてはいませんでした。神様は、彼らの信仰に応えて宦官の長に働き、彼ら自身の肉体と健康、知識と知恵に働き、さらに、ダニエルにはすべての幻と夢を解く能力とを与えられました。(ダニエル 1: 17)
 神様は、自分を信頼して来る者を受け止めて、必ず応えて下さいます。

 なぜなら、聖書にこうあるからです。「見よ。わたしはシオンに、選ばれた石、尊い礎石を置く。彼に信頼する者は、決して失望させられることがない。」Ⅰペテロ 2: 6

 努力してイエス様に従う道、狭い門を歩むように勧めておられます。

 「努力して狭い門から入りなさい。なぜなら、あなたがたに言いますが、入ろうとしても、入れなくなる人が多いのですから。               ルカ 13:24

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