「誘惑Aと誘惑B」(礼拝メッセージ2014/10/12)

そのとき、イスラエル人はギデオンに言った。「あなたも、あなたのご子息も、あなたの孫も、私たちを治めてください。あなたが私たちをミデヤン人の手から救ったのですから。」しかしギデオンは彼らに言った。「私はあなたがたを治めません。また、私の息子もあなたがたを治めません。主があなたがたを治められます。」    士師 8:22,23

ギデオンはそれで、一つのエポデを作り、彼の町のオフラにそれを置いた。すると、イスラエルはみな、それを慕って、そこで淫行を行なった。それはギデオンとその一族にとって、落とし穴となった。               士師 8:27

ギデオンは、主によってミデヤン人に大勝利し、イスラエルの民を圧制から解放しました。イスラエルの民は、ギデオンに孫子の代までイスラエルの王になってほしいと願いました。
しかし、ギデオンは、王となることを望まず、イスラエルの国は、神様が治められることを主張しました。
その後、ギデオンは、戦利品の金20kgを集め、エポデ(祭司の上着or彫像?)を作りました。民は、それを偶像化してしまい、そこで淫行が行われました。ギデオンが祭司の定めを軽んじて自らその働きをしました。また、彼は多くの妻とそばめを持っていました。その中には、バアル神や偶像の満ちたシェケムからのそばめもいました(8:30,31)。
ギデオンは権力や支配欲はありませんでしたが、物欲・性欲に負けてしまい、自らと国民に後々大きな災いを招いてしまいました。そこには、主に逆らう高慢な思いがありました。

金持ちになりたがる人たちは、誘惑とわなと、また人を滅びと破滅に投げ入れる、愚かで、有害な多くの欲とに陥ります。金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです。ある人たちは、金を追い求めたために、信仰から迷い出て、非常な苦痛をもって自分を刺し通しました。しかし、神の人よ。あなたは、これらのことを避け、正しさ、敬虔、信仰、愛、忍耐、柔和を熱心に求めなさい。Ⅰテモテ 6: 9~11(エペソ5:3~6)

人にとって、誘惑Aは全然問題ないが、誘惑Bは大問題となることがあります。私たちは、主イエス様の弟子にふさわしく整えられるための人生を、祝福の内に歩ませていただいています。それは、主イエス様に信頼する喜びの人生です。

タイトルとURLをコピーしました