「天からの者(イエス様とあなた)」(礼拝メッセージ2014/12/21)

それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける。 イザヤ 7:14

神様は、私たち人間の救いのためにひとり子イエス様をこの世に誕生させて下さいました。アダムから続く原罪を継承しない、罪無き人間が誕生しました。ヨセフはもちろん、マリヤの遺伝子も継承しない、聖霊様による懐妊、処女降誕です。
御子イエス様をこの世界に送る手段として、天地創造と変わらない神秘、奇跡のわざが行われました。イエス・キリストの神性、受肉(人性)、無罪性が示されました。


しかし定めの時が来たので、神はご自分の御子を遣わし、この方を、女から生まれた者、また律法の下にある者となさいました。   ガラテヤ 4: 4

人々は、旧約聖書の預言を信じ、メシヤ(救い主)の誕生を心待ちにしていました。自分たちのメシヤ像(イメージ)と違うイエス様ではありましたが、イエス様を特別な方と認識していたようです(マルコ6:3、ヨハネ8:4)。このイエス様こそ、私たちを罪から救って下さる唯一の救い主です。

聖書に「最初の人アダムは生きた者となった。」と書いてありますが、最後のアダムは、生かす御霊となりました。最初にあったのは血肉のものであり、御霊のものではありません。御霊のものはあとに来るのです。第一の人は地から出て、土で造られた者ですが、第二の人は天から出た者です。 土で造られた者はみな、この土で造られた者に似ており、天からの者はみな、この天から出た者に似ているのです。私たちは土で造られた者のかたちを持っていたように、天上のかたちをも持つのです。   Ⅰコリント 15:45~49

人間の始まりである第一の人アダムとアダムの子孫である人間は、土で造られた者、血肉のものです。しかし、第二の人であるイエス様は、アダムとは全く異なる天から出た者、全く新しい人、生かす御霊です。私たちは、アダムの子孫でありながら、イエス様の贖いによって、「天からの者」となりました(ピリピ3:20,21、Ⅰヨハネ3:2)。地上に生き、肉体の制約の中にありながら、イエス様に似た者とされ、天上の者として生きています。罪の赦し、救い、再臨の希望を持っています。その希望は、イエス様の再臨の時に完全に実現します。

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