「わたしは、あなたの行ないを知っている。あなたは、冷たくもなく、熱くもない。わたしはむしろ、あなたが冷たいか、熱いかであってほしい。このように、あなたはなまぬるく、熱くも冷たくもないので、わたしの口からあなたを吐き出そう。 黙示録 3:15,16
イエス様は、ラオデキヤ教会の兄弟姉妹に対して、「あなたがたは、なまぬるい。自分自身の現状を正しく認識していない。」と、厳しく戒めています。なまぬるいとは、イエス様に対して「あまり関心がない。中途半端な気持ちしかない。」ことを現わしています。
①父を軽く見る兄
兄は答えて『行きます。おとうさん。』と言ったが、行かなかった。それから、弟のところに来て、同じように言った。ところが、弟は答えて『行きたくありません。』と言ったが、あとから悪かったと思って出かけて行った。ふたりのうちどちらが、父の願ったとおりにしたのでしょう。」マタイ 21:29~31
②適当にあしらった人々
死者の復活のことを聞くと、ある者たちはあざ笑い、ほかの者たちは、「このことについては、またいつか聞くことにしよう。」と言った。 使徒 17:32
③とことん追求したトマス
しかし、トマスは彼らに「私は、その手に釘の跡を見、私の指を釘のところに差し入れ、また私の手をそのわきに差し入れてみなければ、決して信じません。」と言った。ヨハネ20:25
トマスは、自分の気持ちに妥協せず、イエス様のことに関して徹底的に追求しました。後に彼は、ペンテコステを経てアッシリア(イラク)、インド、中国、アジア諸国で宣教し、各地で多くの人が信じ、たくさんの教会が建てられました。
「なまじっかの信仰よりも、誠実な疑いのほうにこそ信仰は生きている。」(テニソン)
私たちでさえ、自分が一生懸命に相手のことを思って行動しているのに気にもかけられず、無視されたら腹が立ちます。ましてや、真実なイエス様やみことばを軽んじるならどのような結果になるでしょうか。
わたしは、愛する者をしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって、悔い改めなさい。 黙示録 3:19