「何から私たちは救われるべきか?」(礼拝メッセージ2016/06/05)

主イエス様は、私たちを救うために来て下さいました。それでは、主イエス様は、私たちを何から救って下さったのでしょうか。主イエス様の宣教開始の第一声はこうです。

この時から、イエスは宣教を開始して、言われた。「悔い改めなさい〈すなわち、心を善いほうに変え、あなたたちの過去の罪を憎んで心底から行ないを改めなさい〉。天の御国が近づいたから。」 マタイ 4:17〈 〉は詳訳聖書

主イエス様は、悔い改めと信仰によって私たちを救って下さいました。「天の御国(神の国)」が近づいたから悔い改めて、これに入るように命じておられます。
「天の御国(神の国)」とは、神様の支配・統治を意味します。迷い出た私たちが(ルカ19:10)、神様の下へ帰り、関係が回復し、イエス様への信仰に基づいて、神様への服従の生活を送るようになることです。
救いとは、罪(目標をはずす、契約違反、神の像を失っている状態(ローマ3:9~18、Ⅰテモテ1:13~15))、咎(自ら知りつつ反抗する意思および行為)、審判(ヨハネ5:29)、サタンの力(使徒26:18)、死(ヘブル2:14,15)からの救出です。

ペテロは、このほかにも多くのことばをもって、あかしをし、「この曲がった〈よこしまな、邪悪な、不正な〉時代から救われなさい。」と言って彼らに勧めた。使徒 2:40〈 〉は詳訳聖書

ペテロはペンテコステの時に人々に対して「曲がった時代から救われなさい」と言いました。
今の時代は「真の神様を認めない、救い主イエス様を認めない、聖書を神様の唯一のことばとして認めない、宗教の自由の主張、あらゆる権利の主張、人間の自由の主張、金銭と快楽を追い求める、不正と争い、みことばの私的解釈による勝手気ままな信仰、神様の権威と秩序に従わない、イエス様の命令や勧めに従わない」時代です。一般社会はもちろん、クリスチャンも見えない悪の影響を受けています。私たちが、テレビ・新聞・インターネット・本などによって、この世の考え方に慣れてしまい、知らず知らずのうちにみことばの教えからはずれて、聞き心地の良い考え方に毒されてしまう危険性があります。
私たちは、そのような今の邪悪な時代からも救われなければなりません。ペテロのメッセージを聞いた3,000人は、弟子となり、教えを堅く守り、交わり、パンを裂き、祈っていました(使徒2:41,42)。
心の思い(考え方)が聖められますように。

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