「わたしはある。」(礼拝メッセージ2016/06/26)

真の神様は「啓示」の神様です。私たちがいくら努力をしても頭をひねっても、神様がご自身を啓示して下さらなければ、神様を正しく知ることはできません。

神はモーセに仰せられた。「わたしは、『わたしはある。』という者である。」また仰せられた。「あなたはイスラエル人にこう告げなければならない。『わたしはあるという方が、私をあなたがたのところに遣わされた。』と。」出エジプト3:14

神様は、モーセを遣わす時にご自身を紹介するにあたって、『わたしはある。』(『あらゆる存在の根源である。』:現代訳、『生ける神、創造者』:LB訳、『有って有る者』:協会訳)、さらに『アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神』と表現されました。イスラエルにとって、先祖の神であり、現在の神であることを示しています。
「存在していた(過去)。存在している(現在)。存在を続けるであろう(未来)。」という意味で、神様の自存性、唯一性、永遠性を表すことばです。

神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」 黙示録 1: 8

イエス様は、神様を私たちに示すために人となって誕生されました(ピリピ2:6~8)

いまだかつて神を見た者はいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を説き明かされたのである。 ヨハネ 1:18

神様がご自身を啓示されるとは、ご自身の存在・メッセージを私たちに示し、さらに、私たちの応答を待っておられることを意味します。私たちが罪を悔い改めて救いを受け、自分自身を主にささげることを期待しておられます。
モーセが神様と出会って召命を受け、救いのメッセージを託されたように、私たちも神様と出会って救いを受け、すばらしい救い・永遠のいのちのメッセージを預かっています。
主は、今も変わらずご自身を啓示して下さる方です。

こういうわけで、私たちはキリストの使節なのです。ちょうど神が私たちを通して懇願しておられるようです。私たちは、キリストに代わって、あなたがたに願います。神の和解を受け入れなさい。   Ⅱコリント 5:20

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