「信仰の父?アブラハム」(礼拝メッセージ2016/10/02)

世界の相続人となることは、信仰によるのです。それは、恵みによるためであり、こうして約束がすべての子孫に、すなわち、律法を持っている人々にだけでなく、アブラハムの信仰にならう人々にも保証されるためなのです。「わたしは、あなたをあらゆる国の人々の父とした。」と書いてあるとおりに、アブラハムは私たちすべての者の父なのです。  ローマ 4:16

「信仰の父」と言えば「アブラハム」です。神様はアブラハムを召してご自分の民の父祖とし、約束を与えられました。

①カナンの地を受け継ぐ。   創12:7,13:15,15:18,17:1~8
②子孫は大いなる国民となる。     創12:2,13:16,15:5
③子孫によって全世界の民が祝福される。     創22:18

アブラハムの信仰による行動

①約束の地へ信仰によって旅立った。創12:1~4、ヘブル11:8
②信仰によりイサクを儲けた。   創21章、ローマ4:19
③イサクを献げ再び取り戻した。 創22章、ヘブル11:17~19

しかし、アブラハムは何度も大きな失敗をしています。

①妻サラを妹と偽ってパロ王に差し出して自分の身を守り、財産を得た。創世記12:10~20
②女奴隷ハガルによって跡取りを儲けようとした。創世記16章
③妻サラを妹と偽ってアビメレク王に差し出して自分の身を守った。創世記20章

信仰とは、「失敗しないこと」ではなく、神様の約束・みことばを信じることです。失敗しても不信仰にならずに、ますます信仰を強くし、誠実に神様とともに歩むことです(ミカ6:8)。  不信仰とは神様の約束を疑うこと、みことばにないことやみことばに反することを信じることです。

聖書は何と言っていますか。「それでアブラハムは神を信じた。それが彼の義とみなされた。」とあります。・・・何の働きもない者が、不敬虔な者を義と認めてくださる方を信じるなら、その信仰が義とみなされるのです。ローマ 4: 35(創15:6)

すなわち、私たちの主イエスを死者の中からよみがえらせた方を信じる私たちも、その信仰を義とみなされるのです。 主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたからです。  ローマ 4:24~25

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