人間は皆、「聖書(みことば)」からしか「真理」を知ることはできません。いくら納得がいくこの世の立派な教え(学問、考え方、常識)があったとしても、「聖書(みことば)」だけが私たちを正しい信仰、幸いな道へと導いてくれます。
1.父なる神様
神様のイメージは、自分の父親のイメージと重なると言われます。厳格、気まま、無口、優柔不断など父親のイメージによって神様のイメージが歪められていることがあります。
みことばは、父なる神様は分け隔ての無い、愛と哀れみと恵みに満ちたお方だと教えています。(ヨハネ3:16,17)
天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださるからです。マタイ 5:45
しかし、父親は不完全ではありますが、父なる神様を現して愛によって養い育ててくれます。(ヘブル12:10,11)
2.自分
日本人の自己肯定感は諸外国に比べて低いという結果が出ています。自己否定が引きこもりや自傷行為、傷害行為などに発展することがあります。しかし、聖書によれば、全ての人が「高価で尊い(イザヤ43:4)」存在であり、ひとり子イエス様を犠牲にするほど愛され、受け入れられている存在です。もう、自分を責める必要はありません。イエス様が代わりに傷ついて死んで、よみがえられたからです。
そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。・・・キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。 ・・・今は、自分のたましいの牧者であり監督者である方のもとに帰ったのです。 Ⅰペテロ 2:24,25
3.隣人
イエス様は、神様の大切な命令の一つとして「隣人を自分自身のように愛せよ」と言われました。(マルコ12:28~35)隣人(兄弟姉妹)とは、イエス様が身代りに死んで下さったほど尊い存在です。イエス様と同一の存在と言えます。
キリストが代わりに死んでくださったほどの人を、あなたの食べ物のことで、滅ぼさないでください。 ローマ 14:15
私たちは、この世の影響やサタンの惑わしの中で思い違いをしていることがあります。サタンは、神様の愛やイエス様の完全な救いから私たちの目を離させ、過小評価させようとします。