【5月17日 聖日礼拝プログラム】
1.あいさつ、祈り 司会者
2.聖歌総合版 489(472)「人生の海のあらしに」
491(474)「世の波風いかにあれて」
3.祈り 祈り担当者
4.みことばの交読 マルコ 10:46~10:52
5.聖餐式 司会者
6.聖歌総合版 492(475)「主イェスのみそばに」 ※()は聖歌番号
7.メッセージ「信仰があなたを救う」 高石兄
8.祈り
9.お知らせ 司会者
【礼拝メッセージ】
そこでイエスは言われた。「さあ、行きなさい。あなたの信仰があなたを救いました。」マルコ 10:52
マルコの福音書だけがイエス様に目が見えるようにいやしていただいた物乞いの名前をバルティマイと記しています。イエス様はいやしと救いが信仰によることを、いやしとみことばによって明確に教えられました。
マルコはこの記事を通してローマ人(異邦人)に対して、イエス様こそ救い主であることを訴えています。
1.救いは信仰による
彼は、ナザレのイエスがおられると聞いて、「ダビデの子のイエス様、私をあわれんでください。」と叫び始めた。マルコ 10:47
その人は上着を脱ぎ捨て、躍り上がってイエスのところに来た。マルコ 10:50
バルティマイは、イエス様が旧約聖書で約束されていたメシヤであること、自分を罪から救い、目の病をいやしてくださるお方だと信じて疑いませんでした。いくら熱心でも、どなたを信じるかが問題です。
あなたがたはみな、信仰により、キリスト・イエスにあって神の子どもです。ガラテヤ 3:26
2.信仰は行動
すると、すぐに彼は見えるようになり、道を進むイエスについて行った。マルコ 10:52
バルティマイは、イエス様に対する思いをただ心に思っていたわけでも、病気さえ治してもらえれば良かったわけでもありません。自分の信仰をすぐに行動によって表しました。それが生きた信仰です。
・・・あなたは、行いのない信仰が無益なことを知りたいのですか。・・・信仰がその行いとともに働き、信仰は行いによって完成されました。・・・信仰も行いを欠いては死んでいるのです。ヤコブ 2:20~26
3.マルコの失敗
ヨハネ(ユダヤ名)・マルコ(ラテン名)は、ペテロによって信仰を持ち、信仰者の母(使徒12:12)とペテロの同労者である従兄弟バルナバ(コロサイ4:10)のもとで若き信仰者として歩みましたが失敗もありました。
・ゲッセマネの園で裸で逃げた。(マルコ 14:51,52)
・パウロの第1次伝道旅行で中途離脱してしまい、パウロとバルナバの反目の原因となった。(使徒 13:5,13,15:37~39)
ヨハネは一行から離れて、エルサレムに帰ってしまった。使徒 13:13
しかしパウロは、パンフィリアで一行から離れて働きに同行しなかった者は、連れて行かない方がよいと考えた。こうして激しい議論になり、その結果、互いに別行動をとることになった。使徒 15:38,39
その後マルコはパウロとペテロから信頼される同労者となりました(コロ4:10、Ⅰペテロ5:13)。私たちも主イエス様に対する信仰によって救われて歩んでいますが、時折不従順・不信仰・自我により失敗することがあります。信じて疑わない信仰を行動によって表して進んで行きましょう。