「私の救い主」(聖日礼拝メッセージ 2021/07/18)

 愛の大きさは、犠牲の大きさによって知ることができます。イエス様は私たちにご自身のいのちを与えるためにこの世界に来てくださいました。
 私たちを「十把一絡げ(じっぱひとからげ)」に取り扱うのではなく、ひとり一人の名前を呼んで一対一で向き合い、罪と永遠の滅びから救い出してくださいました。

1.愛するがゆえの赦し
 イエスはこう言われた。「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです。」 ルカ 23:34

 イエス様は私たちのために、ゲッセマネの園で祈り、十字架上で執り成しの祈りをしてくださいました。罪にまみれ、反抗的で、今まさに自分を殺そうとしている者に対して「彼らを赦してあげてください」と願い求めてくださいました。

 人の子も、仕えられるためではなく仕えるために、また多くの人のための贖いの代価として、自分のいのちを与えるために来たのです。マルコ 10:45

2.赦しには犠牲が伴う
 あなたがたが先祖伝来のむなしい生き方から贖い出されたのは、銀や金のような朽ちる物にはよらず、傷もなく汚れもない子羊のようなキリストの、尊い血によったのです。           Ⅰペテロ 1:18,19
 
 罪人が罪を赦してもらうためには、必ず犠牲が必要となります。何にもなしにタダで赦しが与えられることはありません。もし私たちが、1kgの金によって贖い出されたとしたら、金1kgの価値しかありません(もちろん罪からもむなしい人生からも救われませんが・・・)。
 私たちが救われるために、罪のない聖いイエス様の血潮、イエス様のいのちが代償として支払われました。 
 
 人が自分の友のためにいのちを捨てること、これよりも大きな愛はだれも持っていません。ヨハネ 15:13(ヨハネ 10:11,15)

3.愛に応える
 わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。・・・わたしが命じることを行うなら、あなたがたはわたしの友です。わたしはもう、あなたがたをしもべとは呼びません。・・・わたしはあなたがたを友と呼びました。・・・あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。 ヨハネ 15:12~16

 イエス様はあなたを選んで、友と呼んでくださっています。イエス様が命じられていることを行っているあなたは、イエス様の友です。イエス様は、愛する友のため、羊のためにいのちを捨ててくださいました。
 あなたは価値のないつまらない者ではなく、イエス様のいのちと同じ価値がある大切な人です。生涯イエス様の愛に応えていきましょう。

 あなたがたは十日の間、苦難にあう。死に至るまで忠実でありなさい。黙示録 2:10

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