イエス様の神性の3回目は、いのちを支配されるイエス様です。
イエス様は3度死人を生きかえらせ、ご自身は十字架の死後三日目によみがえられました。そして、死と罪と恐怖に縛られていた私たちを、恵みとあわれみと信仰によって解放してくださいました。
1.ラザロのよみがえり
イエスは大声で叫ばれた。「ラザロよ、出てきなさい。」ヨハネ 11:43
イエス様は、会堂司ヤイロの小さい娘(マルコ 5:22~24,35~43)、ナインの町のやもめの一人息子(ルカ 7:11~17)、友人ラザロ(ヨハネ 11:1~11:46)の3人を生きかえらせました。人々はイエス様の力に驚嘆し、神様をほめたたえました。イエス様は、いのちと死を支配される力によって、ご自身の神性を明らかにされました。(へブル 1:3)
多くのしるしを行われたが、・・・これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたがたが信じるためであり、また信じて、イエスの名によっていのちを得るためである。ヨハネ 20:30,31
2.いのちの主
敵であった私たちが、御子の死によって神と和解させていただいたのなら、和解させていただいた私たちが、御子のいのちによって救われるのは、なおいっそう確かなことです。ローマ 5:10
罪から解放されて神の奴隷となり、聖潔に至る実を得ています。その行き着くところは永遠のいのちです。罪の報酬は死です。しかし神の賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。ローマ 6:22,23
イエス様は、罪によって神様と敵対し、永遠の滅びに向かっていた私たちをあわれみ、心から愛し、ご自身の尊いいのちを犠牲にして救い出してくださいました。
イエス様は、十字架の死から復活することによって、ご自身の救いの確かさと信じる者の復活の希望を明らかにしてくださいました。
3.信じる者は幸い
会堂司に言われた。「恐れないで、ただ信じていなさい。」マルコ 5:36
イエスは彼女に言われた。「信じるなら神の栄光を見る、とあなたに言ったではありませんか。」 ヨハネ 11:40
イエス様が神性を持っておられ、神様と同一のお方であり、神様から遣わされた唯一の約束されたメシヤ・救い主であることを、知識として知っていたとしても、それを心から信じて新生を経験していなければ全く意味がありません。
イエス様を信じる者は、イエス様を愛し、みことばに従い、神様が喜ばれることを追い求め、神様の栄光を見ながら、永遠のいのちに至ります。
思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、刈り取りもすることになります。自分の肉に蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、御霊に蒔く者は、御霊から永遠のいのちを刈り取るのです。失望せずに善を行いましょう。 ガラテヤ 6:7~9