10月17日(日)のメッセージから5回にわたって聖書の誕生・信憑性・活用などについて学んできましたが、今日のテーマは「聖書への服従」です。聖書には私たちに対する神様の愛とみこころが詰まっていますから、読んで終わりではなく、みことばへの服従、主であるイエス様に従う決心をして、従わなければ意味がありませんし、祝福はありません。
1.神様に逆らったヨナ
アミタイの子ヨナに、次のような主のことばがあった。「立ってあの大きな都ニネベに行き、これに向かって叫べ。・・・」しかし、ヨナは立って、主の御顔を避けてタルシシュへ逃れようとした。ヨナ 1:1~3
ヨナは、神様を恐れ(ヨナ1:9)、神様の慈愛を良く知る(ヨナ4:2)、愛国心に富んだ預言者でした。彼は、神様の命令とみこころに対してあからさまに逆らいました。残忍な敵国アッシリアの都ニネベ人の救いを見たくなかったからです。しかし、逃走中難船により大魚の腹の中で悔い改めた後、ニネベの宣教で彼らの悔い改めと救い、日よけの唐胡麻の枯死に憤慨しました。ヨナは、自分の考えを強引に貫いたことにより苦しみに遭い、最後に神様のみこころを知ることになりました(ヨナ4:11)。
2.婚礼から帰る主人のたとえ
主人が婚礼から帰って来て戸をたたいたら、すぐに戸を開けようと、その帰りを待っている人たちのようでありなさい。・・・主人が真夜中に帰って来ても、夜明けに帰って来ても、そのようにしているのを見てもらえるなら、そのしもべたちは幸いです。・・・主人の思いを知りながら用意もせず、その思い通りに働きもしなかったしもべは、むちでひどく打たれます。ルカ 12:36~48
イエス様は、このたとえで2種類のしもべの反応と結末を示されました。主人の思いを知って、忠実で賢く主人に仕えたしもべと主人の思いを知りながら、主人を軽く見て不誠実な対応をしたしもべです。このたとえは、イエス様の再臨を迎える私たち、死を迎えてこの地上を去る私たちのことを現しています。
主人であるイエス様を愛して、自分にゆだねられた生き方、人生、役割、働きを全うさせていただきましょう。
3.イエス様に信頼する
・・・私の望みは神から来る・・・神の御前に注ぎ出せ。 詩篇 62:5~8
ダビデも何度も大きな失敗をしましたが、いつも主に信頼して誠実に歩みました。周りの人たちの悪行や不信仰な者をねたまずに、私たちに示されたイエス様の十字架の死とよみがえり、変わらない愛を覚えましょう。
私たちには、人生を左右する大きな選択、生活の中の小さな選択があります。自分の好き嫌いではなく、あなたのすべて(歩むべき道、進路、生き方、考え方)をイエス様にゆだねて、みことばに従い、いつもイエス様が喜ばれる道、祝福の道を選択しましょう。
失望せずに善を行いましょう。あきらめずに続ければ、時が来て刈り取ることになります。ガラテヤ 6:9