「毎日の祈り」(聖日礼拝メッセージ 2022/01/30)

 今日のテーマは、Ⅷ.祈り「36.毎日の祈り」です。
 私たちは、家族や兄弟姉妹、職場の人やご近所さんと会えば必ず挨拶をします。そうであれば、私たちが、すべての恵みを与えてくださる天のお父様と救い主イエス様に、いつもお祈りをするのは当然のことです。この祈りが私たちに恵みをもたらし、信仰を成長させます。

1.ダニエルの祈り
 ダニエルは、その文書に署名されたことを知って自分の家に帰った。その屋上の部屋はエルサレムの方角に窓が開いていた。彼は以前からしていたように、日に三度ひざまずき、自分の神の前に祈って感謝をささげていた。 ダニエル 6:10

 ダニエルは毎日3回定期的に主に祈っていました。その祈りは、バビロンのダレイオス王以外のものに祈る者は、ライオンの穴に投げ込まれるという陰謀による禁令が発表されても揺るがないものでした。日々の主への祈りが、深い信頼関係を育んでいました。

2.イエス様の祈り
 そのころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈りながら夜を明かされた。ルカ 6:12

 イエス様は、神様の御子であられるのに、しばしば祈っておられました。一晩中徹夜で祈られたり(ルカ 6:12)、早朝静かなところをさがして祈られました(マルコ 1:35)。また、伝道旅行前(マルコ 1:36~38)や十二弟子を選ぶ前(ルカ 6:12,13)、十字架に架かられる前(マタイ 26:38~46)など、大切な働きをされる前にも熱心に祈られました。
 イエス様は、父なる神様のみこころを行うことだけを自らの生きる目的とされていました(ヨハネ 4:34、6:38)。父なる神様のみこころを行う者が、イエス様の家族であり(マタイ 12:50)、天の御国に入る者です(マタイ 7:21)。イエス様は、私たちに「主の祈り」を教えてくださいました。

3.祈りの習慣化
 いつでも祈るべきで、失望してはいけないことを教えるために、イエスはたとえを話された。・・・だが、人の子が来るとき、はたして地上に信仰が見られるでしょうか。 ルカ 18:1~8(Ⅰテサロニケ 5:17、詩篇 55:16,17)

 あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのために、目を覚ましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。エペソ 6:18

 イエス様は、私たちが祈りを忘れるときに失望してしまうことをよくご存知だったので、信仰をもって日々祈り続けるように命じておられます。 私たちには世界中の者が敵になったとしても、全幅の信頼を寄せてあまりある天のお父様とイエス様がおられます。本当は、私たちには失望してしまう要素がひとかけらもありません。
 毎日「神様、愛しています。イエス様、大好きです。いつもありがとうございます。」と呼びかけ祈りましょう。

タイトルとURLをコピーしました