「主の日」(聖日礼拝メッセージ 2022/02/20)

 今日のテーマは、Ⅸ.教会生活「39.主の日」です。旧約時代は安息日、新約時代はイエス様が復活された日曜日を主の日として1週間に1日仕事を休み、神様を礼拝することが重んじられています。

1.安息日
 安息日を守って、これを聖なるものとせよ。あなたの神、主が命じたとおりに。申命記 5:12(出エジプト 20:8~11、レビ 23:38)

 もし、あなたが安息日に出歩くことをやめ、わたしの聖日に自分の好むことをせず、安息日を「喜びの日」と呼び、主の聖日を『栄えある日』と呼び、これを尊んで、自分の道を行かず、自分の好むことを求めず、無駄口を慎むなら、そのとき、あなたは主をあなたの喜びとする。わたしはあなたに地の高い所を踏み行かせ、あなたの父ヤコブのゆずりの地であなたを養う。ー主の御口がそう語られる。イザヤ 58:13,14

 神様は、十戒の第四戒として安息日を大切にするように命じられました。安息日には仕事をせずに休息をとり、普段の2倍の犠牲を献げて創造の御業の完成、エジプトからの救出を覚えて神様を礼拝する日でした。

2.主の日
 彼らはいつも、使徒たちの教えを守り、交わりを持ち、パンを裂き、祈りをしていた。・・・毎日心を一つにして宮に集まり、家々でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、神を賛美し、民全体から好意を持たれていた。使徒2:42,46,47(マタイ 26:26~28)

 古いパン種を用いたり、悪意と邪悪のパン種を用いたりしないで、誠実と真実の種なしパンで祭りをしようではありませんか。 Ⅰコリント 5:8

 私たちが神をほめたたえる賛美の杯は、キリストの血にあずかることではありませんか。私たちが裂くパンは、キリストのからだにあずかることではありませんか。Ⅰコリント 10:16(11:26)

 イエス様が命じられたパンとぶどう酒に与る主の日は、イエス様の血とからだに与り、救いに感謝し、十字架の贖いと復活と再臨を現すものです。主の日は、私たちの休息と神様への礼拝の日です。

3.主の日の過ごし方
 イエスは彼らに言われた。「人の子の肉を食べ、その血を飲まなければ、あなたがたのうちに、いのちはありません。」・・・「これはひどい話だ。」・・・弟子たちのうちの多くの者が離れ去り、もはやイエスとともに歩もうとはしなくなった。ヨハネ 6:46~66

 安息日の規定は、当時神様との契約の中でユダヤ人に与えられたものであり、主の日の教えについても細かい規定はありません。しかも、現代の社会状況や生活状況も変化してきています。大事なことは、神様を大切にして時間と自分自身を主に献げることであり、感謝と賛美をもって私たちの信仰を示すことです。その献身が自分の信仰を守ることにつながります。
 イエス様が「わたしはいのちのパンです。」と言われたときに、イエス様のもとから去って行った弟子たちのようにはならないようにしましょう。

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