「温厚な人 イサク」(聖日礼拝メッセージ 2022/05/29)

 今日は「アブラハムの息子イサク」について見ていきます。アブラハムの息子イサクは、ささげ物となる試練を乗り越え、父の信仰を受け継ぎ、温厚で従順な人となりました。サラが亡くなり、イサクのお嫁さんを探すことになりましたが、アブラハムは、カナンの地の異教徒との婚姻を避けて、故郷へしもべを遣わしました。そこでリベカが与えられました。

1.イサクへの祝福の約束
 あなたの子孫を空の星のように増し加え、あなたの子孫に、これらの国々をみな与える。あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。これは、アブラムがわたしの声に聞き従い、わたしの命令と掟とおしえを守って、わたしへの務めを果たしたからである。」創世記 26:4,5(26:12,13,24,25)

 イサクはそこを去り、ゲラルの谷間に天幕を張って、そこに住んだ。・・・イサクはそこから移って、もう一つの井戸を掘った。創世記26:17~22

 イサクは、自分自身がささげ物となる試練の時に、アブラハムと同様、神様に対する篤い信仰を持っていました。また、人との争いを好まず、常に一歩引いて争いを避ける生き方をしていました。さらに、アブラハム、エサウ、ヤコブは一夫多妻でしたが、イサクはリベカ一人を愛しました。

2.イサクの失敗
 その土地の人々が彼の妻のことを尋ねた。すると彼は「あれは私の妹です」と答えた。この土地の人々がリベカのことで自分を殺しはしないかと思って、「私の妻です」と言うのを恐れたのであった。創世記 26:7

 イサクはエサウを愛していた。猟の獲物を好んでいたからである。しかし、リベカはヤコブを愛していた。創世記 25:28

 イサクは自分の保身のために妻のリベカを危険にさらすという、父アブラハムと全く同じ失敗を犯してしまいました。また、不妊の妻リベカのために祈りによって、双子の息子エサウとヤコブが与えられましたが、イサクはエサウを、リベカはヤコブを偏愛して、家族に不和と分断が生じてしまいました。

3.イサクの二人の息子
 「二つの国があなたの胎内にあり、二つの国民があなたから分かれ出る。一つの国民は、もう一つ国民より強く、兄が弟に仕える。」創世記 25:23

 「・・・二度までも私を押しのけて。私の長子の権利を奪い取り、今また、私への祝福を奪い取った。」・・・エサウは心の中で言った。「・・・弟ヤコブを殺してやろう。」           創世記 26:36~41

 イサクは信仰深く温厚な人でしたが、奔放で信仰を軽んじるエサウによって悩まされ、エサウをだまして逃亡せざるを得なかったヤコブとは長い間離れ離れになりました。それでも「主の山には備えがある(アドナイ・イルエ)」との信仰を持ち続けました。

 信仰によって、イサクはやがて起こることについて、ヤコブとエサウを祝福しました。へブル 11:20

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