「狭い門から入りなさい」(聖日礼拝メッセージ 2023/11/26)

 今日は新約聖書の教え12「神に捨てられるエルサレム(ルカ 13:34)」です。ある人が「イエス様に救われる人は少ないのですか。」と尋ねました。イエス様はさばきの日が来るから、狭い門から入るようにと教え、ご自身を拒むエルサレムに警告を与えられました。

1.狭い門から
 狭い門を通って入りなさい。滅びに通じている門は広く、その道は広々として〈幅広く〉そこに入る者が多い。しかし、いのちに通じている門は狭く〈通りにくく〉、道はせばまって〈押しせばめられて〉いて、それを見いだす者が少ない。マタイ 7:13,14(詳訳)

 イエス様は、人々が入りやすい滅びに至る広い門と、狭くて入りずらいけれどもいのちに至る狭い門を示され、狭い門から入るように勧めてくださいました。私たちの前には祝福とのろいが用意されています。

 私は、いのちと死、祝福とのろいをあなたの前に置く、あなたはいのちを選びなさい。あなたもあなたの子孫も生き、あなたの神、主を愛し、御声に聞き従い、主にすがるためである。申命記 30:19,20

2.わたしは門です。
 わたしは門です。だれでも、わたしを通って入るなら救われます。また出たり入ったりして、牧草を見つけます。ヨハネ 10:9

 エルサレム、エルサレム。・・・わたしは何度、めんどりがひなを翼の下に集めるように、おまえの子らを集めようとしたことか。それなのに、おまえたちはそれを望まなかった。ルカ 13:34

 イエス様は、イスラエルの民が旧約の時代から神様の招きと愛を拒み、どれだけ神様の好意を無にしてきたかを指摘し、今、メシアであり神のひとり子であるご自身さえ殺そうとしていると言明されました(ルカ 20:9~19)。エルサレムは、門であるイエス様を拒み、狭い門から入ろうとはしませんでした。(Ⅰコリント 1:18~25、使徒 4:12)

3.自分を吟味しなさい
 あなたがたは自分自身、信仰を持っているかどうか〈信仰にふさわしい実を示しているかどうか〉、調べ〈ためし〈評価し〉なさい。〔キリストではなくて〕あなたがた自身を調べ〈吟味し〉なさい。もしあなたがたが試験されて認められない〈拒否される〉〔にせもの〕でないのなら、あなたがたのうちにイエス・キリストがおられることを、自分自身で〔絶えず増し加わる経験によって徹底的に〕実感して〈知って〉いないのですか。            Ⅱコリント 13:5(詳訳)(Ⅱペテロ 1:10)

 クリスチャン生活にも広い門と狭い門があります。広い門は困難や迫害もなく安易でストレスのない肉に従った道であり、狭い門は信仰の道です。

 ・・・敏感な良心と、誘惑に対する警戒とをもって、何事であっても神の怒りを招くような事や、またはキリストの名をはずかしめるような事から非常に用心深く遠ざかって〕自分自身の救いを達成させなさい〈開拓し、目標に達しさせ、完成させなさい〉。ピリピ 2:12(詳訳)

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