「200年前の誓い」(礼拝メッセージ2012/12/16)

 ヨシヤの子、ユダの王エホヤキムの時代に、主からエレミヤにあったみことばは、こうである。「レカブ人の家に行って、彼らに語り、彼らを主の宮の一室に連れて来て、彼らに酒を飲ませよ。」    エレミヤ 35: 1,2

 すると彼らは言った。「私たちはぶどう酒を飲みません。それは、私たちの先祖レカブの子ヨナダブが私たちに命じて、『あなたがたも、あなたがたの子らも、永久にぶどう酒を飲んではならない。    エレミヤ 35: 6

 神様は、預言者エレミヤを通して、レカブの子ヨナダブの子たち(レカブ人)が、200年前の先祖の命令を今でも守り通していることを示された。それは、ユダとエルサレムの民が神様との契約を破り、背信に背信を重ねてきたことと非常に対照的であった。神様は多くの預言者を遣わして、悔い改めを促してこられたが、彼らは一切聞こうとはしなかった。神様は彼らにわざわいを下すと告げられた。
 レカブの子ヨナダブは、Ⅱ列王記10:15~27に記されているように、バアル崇拝者たちに反対して、エフー王様と共に戦った勇士である。その子孫レカブ人に主に対する忠実さは受け継がれていました。神様は、彼らの忠実さのゆえに彼らを祝福されました。(エレミヤ35:19)
 私たちは、律法によって縛られているのではありません。イエス様の血の契約によって愛で結ばれた者たちです。イエス様を自分自身の救い主、導き手、主として信じ受け入れました。

 罪過の中に死んでいたこの私たちをキリストとともに生かし、―あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです―            エペソ 2: 5

 夕食の後、杯をも同じようにして言われました。「この杯は、わたしの血による新しい契約です。これを飲むたびに、わたしを覚えて、これを行ないなさい。」           Ⅰコリント 11:25

 まして、神の御子を踏みつけ、自分を聖なるものとした契約の血を汚れたものとみなし、恵みの御霊を侮る者は、どんなに重い処罰に値するか、考えてみなさい。             ヘブル 10:29

 イエス様が愛によって赦して下さったからといって、主の恵みを放縦に変えてはいけません。

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