「主の心にかなう(ノア)」

 今日のメッセージテーマは創世記(信仰)3「主の心にかなう(ノア)」です。神様は人の罪ゆえに地上のものを一掃しようとされましたが、ノアの家族とひとつがいの動物たちを救出されました。なぜノアが選ばれたのでしょうか。神様のあわれみと恵みを見ていきましょう。

1.暴虐に満ちた地
 主は、地上に人の悪が増大し、その心に図ることがみな、いつも悪に傾くのをご覧になった。それで主は、地上に人を造ったことを悔やみ、心を痛められた。創世記 6:5,6

 わたしの名で呼ばれるすべての者は、わたしの栄光のために、わたしがこれを創造した。これを形造り、また、これを造った。イザヤ 43:7
 
 神様は天地創造を完了された時に「それは非常に良かった。」と満足されましたが、罪の侵入によって被造物は当初の目的(創世記 3:17、ルカ 10:27)とは大きくかけ離れてしまい、神様は心を痛められて人々と陸棲生物は一掃されました。これは神様のさばきの厳しさを示しています。神様はこの地をもう水によっては滅ぼさないが、火によってきよめると言われました。

 人の子の到来はノアの日と同じように実現するのです。マタイ 24:37

2.主の心にかなう
 しかし、ノアは主の心にかなっていた。創世記 6:8
 
 すると、御使いは彼女に言った。「恐れることはありません、マリア。あなたは神から恵みを受けたのです(神の心にかなったのです)。ルカ 1:30
 
 人々は堕落し、地は暴虐で満ちていました。そのような中で、神様はノアに心を留められました。ノアが聖人君子で非の打ち所がない人だったわけではありません。大洪水の後、ノアはぶどう酒を飲みすぎて子どもたちの前で裸で寝てしまうという失態を演じたこともありました(創世記 9:20~24)。「神様の心にかなう」とは「神様の恵みを受けた」人のことです。ノアは普通の人でしたが、神様から恵みをいただいて神様を信じて行動した人です。 

3.信仰義認
 信仰によって、ノアはまだ見ていない事柄について神から警告を受けたときに、恐れかしこんで家族の救いのために箱舟を造り、その信仰によって世を罪ありとし、信仰による義を受け継ぐ者となりました。へブル 11:7

 ノアの時代の人々は、ノアと同様に神様から警告を受けましたが、ノアだけが神様のことばを真剣に受け止めて家族を救うために木を伐り出し、全長137m、三層構造の巨大な箱舟を造るという実際の行動に移しました。製作には何十年もかかったことでしょう。周りの人々はノアの家族を嘲笑い仲間はずれにしたことでしょう。本当の信仰は行動によって現わされます。行いのない信仰は死んだ信仰です。私たちの信仰も世に罪の存在を示すことになります。

 私の兄弟たち。だれかが自分には信仰があると言っても、その人に行いがないなら、何の役に立つでしょうか。・・・同じように、信仰も行いが伴わないなら、それだけでは死んだものです。・・・ヤコブ 2:14~20

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