カナンでの戦いを少しも知らないすべてのイスラエルを試みるために、主が残しておかれた国民は次のとおり。―これはただイスラエルの次の世代の者、これまで戦いを知らない者たちに、戦いを教え、知らせるためである― 士師 3: 1,2
これは、主がモーセを通して先祖たちに命じた命令に、イスラエルが聞き従うかどうか、これらの者によってイスラエルを試み、そして知るためであった。士師 3: 4
主はカナン人たちを追い払わずに残すことによって、イスラエルの民が忠実に従うかどうかを試みました。
①戦いを知らない世代に戦いを教えるため
②主の命令に聞き従うかどうか試みるため
イスラエル人は、カナン人、・・・・の間に住んで、彼らの娘たちを自分たちの妻にめとり、また自分たちの娘を彼らの息子たちに与え、彼らの神々に仕えた。こうして、イスラエル人は、主の目の前に悪を行ない、彼らの神、主を忘れて、バアルやアシェラに仕えた。 士師 3: 5~7
イスラエルの民は、主との約束を反故にし、命令に反して異教の民と縁を結び、偶像に仕えるようになりました。主は、イスラエルを敵の手に渡し、苦役の下に置くことによって悔い改めを促しました。
人は、3歳までに我慢することを学ばなければ我儘になると言われています。主は、私たちを子として扱って下さっているので、決していたずらに甘やかしたりせずに様々なものを備えて下さっています。(へブル12:1~17)
①気に食わない人が近くにいる。
②心なびくものが近くにある。
③思い通りにことが進まない。
④信仰が試されていると感じる時がある。
⑤自分にがっかりすることがある。
そして、主は、様々なことを通して、次のことを教えようとしておられます。
①自分の本当の姿を知る。
②信頼すべき方を知る。
③聖められる道を知る。
④主と同じ苦しみを知る。
⑤主にある喜びを知る。
あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。 Ⅰペテロ 5:10