イエスは多くのことを、彼らにたとえで話して聞かされた。「種を蒔く人が種蒔きに出かけた。 マタイ 13: 3
主イエス様は、湖のほとりで群衆に向かって種まきのお話しをされ、その解説もして下さいました。これらのみことばに対する態度は、クリスチャンの歩みにも深く関わってきます。
1.「道ばた」タイプ―偏見と頑固、受け付けない心
①みことばを聞いても悟らない、理解しようとしない。
②悪魔がみことばを奪い去る。
2.「岩地」タイプ―外からやって来る試練
①喜んですぐに受け入れるが、深く根を下ろしていない。
②ほんのしばらくの間は続くが、苦労や迫害が来るとすぐに反発して(つまずいて)、当然信頼し服従すべき方を疑い見捨てはじめて、遠ざかる。
3.「いばらの地」タイプ―内側から生じる心の動き
①みことばを聞くが、世のことが気になる。
②ある程度の間は続くが、この世の思い煩い、金銭の魅力・欺き・欲がみことばをふさいで窒息させて、せっかくのみことばが実を結ばない。(Ⅰテモテ6:10)
4.「良い地」タイプ―本物の信仰を持つ心
①みことばを聞いて悟る。信仰による理解。その人の全存在にみことばがしみ渡り、その服従による行動。
②30倍、60倍、100倍の実を結ぶ。
主イエス様は、私たちの「みことば」に対する姿勢が、結果を大きく左右すると教えて下さいました。
「悟る」とは「物事の真の意味を知る。はっきりと理解する。」ことです。みことばの本当の意味を熱心に追い求めて理解し(信じ)、そのみことばに服従することによって、その通りの結果を得ます。
「豊かな実」とは、人を豊かにするもの。自分と同様のもの(再生産)。永続する子孫。を意味します。
主イエス様は、愛する私たちがより多くの実を結ぶために、刈り込み(試練)して下さいます。(ヘブル12:2~7、ヤコブ1:2~4、Ⅰペテロ4:12~14)
わたしの枝で実を結ばないものはみな、父がそれを取り除き、実を結ぶものはみな、もっと多く実を結ぶために、刈り込みをなさいます。 ヨハネ 15: 2