この救いについては、旧約の預言者たちも、熱心に探求し、調査した。彼らは、自分たちのうちにおられるキリストの御霊が、キリストの十字架と復活について預言した時、その成就がいつなのかを調べた。彼らがそのように調べたのは、自分のためではなく、後世の人々のためであった。そして今、それらのことは、天から送られた聖霊によって、あなたがたに福音を語った使徒たちにより、あなたがたに告げ知らされたのである。それは、御使いたちさえも知りたいと願ったほどのものである。 Ⅰペテロ 1:10～12(現代訳)
私たちクリスチャンは、旧約の有名な預言者たちや天の御使いたちが羨ましがるような、時代に生き、幸いな救いをいただいています。預言者は、来たるべきメシヤの苦難（詩22、イザヤ53）と栄光（詩2,110）を預言しましたが、栄光の王としてのメシヤを期待していた民が十字架上の苦難のメシヤを理解するのは困難でした。しかし、復活と聖霊降臨がすべてを明らかにしました。御使いたちもその救いの実現を見たいと切望していました。今、私たちはそのすばらしい救いを受けたことを信じ受け入れ、実感しているでしょうか。
１）新生と生きる望み（Ⅰペテロ 1:3）
２）朽ちない資産（Ⅰペテロ 1:4）
３）神様の守り（Ⅰペテロ 1:5）
４）試練が喜びとなる（Ⅰペテロ 1:6）
５）試練が栄光となる（Ⅰペテロ 1:7）
６）たましいの救い（Ⅰペテロ 1:8,9）
・イエス様を愛する＝イエス様の命令を守る＝みことばに従う
・〈勝利の、天の〉喜びで喜びおどって〈感動して〉いる。(詳訳)
これらすべては、自分の力（行ない）ではなく信仰により、朽ちることのない尊いイエス様の血による(Ⅰペテロ 1:18,19)、魂の救いを受けている結果として与えられています。
苦難の中にも主イエス様の助けと希望（賞賛、光栄、栄誉）があります。主イエス様の現れを、忍耐を持って待ち望みましょう。聖められることを求めましょう。
あなたがたをこの世から救い出してくださった聖い神に倣って、あなた方自身、あらゆる点で聖い者になりなさい。Ⅰペテロ 1:15(現代訳)
