「私たちのためのしるし」ルカ 2:8~2:20
今日の聖書個所は絵画にもあるクリスマスらしい麗しい場面です。一年を振り返ると終わりの見えないコロナやウクライナ戦争と決して明るい話題があったわけではありません。しかし、今一度救い主イエス・キリストの誕生が私たちに喜びをもたらしてくれることを味わいたいと思います。
1.「ひとつのしるし」(12節)とは?
与えられたしるしは「みどりご」「布にくるまれ」「飼い葉おけ」の3つです。「幼子」は小さく頼りなく、かわいらしく見えますが、やがて救い主になられるお方!「布にくるまれ」は、今は隠されているが、それが明らかになったとき救い主として見えるようになるお方!生まれた家畜小屋の「飼い葉おけ」は、豪華な場所ではなく家畜の臭い糞尿のあるところです。このお方は、貧しい人々に寄り添ってくださるお方!この小さな誕生は単なる「しるし」のように思われても、時至って未来に実を結ぶ大きな恵みを私たちに与えてくださ...