「後の者が先になる」(聖日礼拝メッセージ 2024/01/21)
今日は新約聖書のたとえ3「ぶどう園の労働者のたとえ」です。イエス様は、天の御国をぶどう園の主人にたとえました。ぶどう園の主人は、朝早くから一日働いた労働者と終業時間間近に雇われて一時間しか働かなかった労働者に同じ報酬を支払いました。天の御国(神様)の恩寵と寛容さを示しています。
1.ぶどう園の労働者
彼らはそれを受け取ると、主人に不満を漏らした。『最後に来たこの者たちが働いたのは、一時間だけです。それなのにあなたは、一日の労苦と焼けるような暑さを辛抱した私たちと、同じように扱いました。』マタイ 20:11,12
ぶどう園は、雨期を目前にして猫の手も借りたいほど忙しい収穫期でした。ぶどう園の主人は早朝から何度も市場に出かけて行って労働者を搔き集めました。主人は彼らに契約通りの賃金1デナリを払いました。それに対して、一日中働いた労働者は不平を言いましたが、主人は「不当なことはしてい...