ヨセフは兄弟たちに言った。「私は死のうとしている。神は必ずあなたがたを顧みて、この地からアブラハム、イサク、ヤコブに誓われた地へ上らせてくださいます。」
そうして、ヨセフはイスラエルの子らに誓わせて、「神は必ずあなたがたを顧みてくださるから、そのとき、あなたがたは私の遺体をここから携え上ってください。」と言った。
ヨセフは百十歳で死んだ。彼らはヨセフをエジプトでミイラにし、棺に納めた。 創世記 50:24~26
ヨセフは、ひ孫まで見ることができ100歳の生涯を終えました。前半は苦難の人生でしたが、主がともにいて下さって、後半は兄たちと和解し、父ヤコブや弟とも再会して共に暮らすことができました。
主は壮大なご計画を持っておられ、一人ひとりの人間を通してみこころを行われます。それを人はなかなか理解できませんし、主のみことばを信じきることができずに目先のことだけに振り回されてしまいます。
わたしが手をエジプトの上に伸ばし、イスラエル人を彼らの真中から連れ出すとき、エジプトはわたしが主であることを知るようになる。」 出エジプト 7: 5
イテロは、・・・・。今こそ私は主があらゆる神々にまさって偉大であることを知りました。実に彼らがこの民に対して不遜であったということにおいても。」 出エジプト18:9~11
主は、一連の出来事を通して、ご自分を人々に現されました。 ユダヤ人やカナン人、異邦人を問わず、すべての人にご自分が全能者、創造者、裁き主、救い主であることを出エジプトの出来事によって示されました。主がアブラハムへ与えた預言が成就しました(創世記15:13,出エジプト12:40,41)。
あなたが贖われたこの民を、あなたは恵みをもって導き、御力をもって、聖なる御住まいに伴われた。
国々の民は聞いて震え、もだえがペリシテの住民を捕らえた。 出エジプト 15:13,14
主は、一つのヨセフへの夢から、すべてを導かれて救いのわざを証されました。