「主は生きておられる」(礼拝メッセージ2015/06/28)

ギルアデのティシュベの出のティシュベ人エリヤはアハブに言った。「私の仕えているイスラエルの神、主は生きておられる。私のことばによらなければ、ここ二、三年の間は露も雨も降らないであろう。」それから、彼に次のような主のことばがあった。「ここを去って東へ向かい、ヨルダン川の東にあるケリテ川のほとりに身を隠せ。そして、その川の水を飲まなければならない。わたしは烏に、そこであなたを養うように命じた。」 Ⅰ列王記 17: 1~4

イスラエル王国は分裂し、南王国ユダは息子レハブアムに、北王国イスラエルは家来ヤロブアムに任されました。しかし、両国とも世襲とクーデターによって次々と王様が変わりますが、ほとんどの王様が神様のおきてに従わず、偶像礼拝が蔓延していきます。そんな中、最悪の王の一人であるアハブが王となりました。(Ⅰ列王記16:30~33)
その時代に遣わされたのが預言者エリヤです。エリヤはバアル崇拝者であるアハブ王とイゼベル女王に主を証しし、悔い改めを促し、さばきを告げるために遣わされました。
エリヤにとってはとても過酷な主から与えられた働きでした。エリヤは主の前にへりくだり、主に信頼して従いきり、自らに課せられた主の働きを全うするという試練の人生を歩んで行きました。

①アハブ王への証し。       Ⅰ列王記17: 1
②ケリテ川でのカラスによる給仕  Ⅰ列王記17: 2~ 7
③やもめのもとでの生活      Ⅰ列王記17: 8~16
④やもめの息子の死と生き返り   Ⅰ列王記17:17~24

エリヤは主のお取り扱いの中で、主が生きておられることを経験させられ、やもめも同様に主を経験していきます。エリヤは、主のことばだけを信じて行動し、やもめは預言者エリヤのことばだけを信じて行動に移しました。その結果、主の素晴らしい御業を経験し、「主は生きておられる。」という確信をさらに深めて行きました。
主は、ご自身に信仰を置いて口で告白し、従って来る者を祝福して下さいます。その信仰の使徒、創始者、指導者、完成者がイエス様です。(へブル3:1,12:2)

見よ。主の目は主を恐れる者に注がれる。その恵みを待ち望む者に。 詩篇 33:18
(ヨハネ 20:29、エペソ 1:19、Ⅰペテロ3:8~16)

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