人は、救い主イエス様を自分自身の救い主として心で信じ、口で告白して救われます(ローマ10:9,10、ヘブル4:2,3)。私たちの信仰告白は、主イエス様の十字架の血潮による贖いを自分自身に適用し、律法ではない聖霊様による神様との新しい契約に至らせます。それは、神様のあわれみと恵みによる喜びと感謝に満ちた、厳粛で揺るがない契約です。(ガラテヤ 3:15)
夕食の後、杯をも同じようにして言われました。「この杯は、わたしの血による新しい契約です。これを飲むたびに、わたしを覚えて、これを行ないなさい。」Ⅰコリント11:25(マルコ14:22~24)
神は私たちに、新しい契約に仕える者となる資格を下さいました。文字に仕える者ではなく、御霊に仕える者です。文字は殺し、御霊は生かすからです。 Ⅱコリント 3: 6
エレミヤは神様に命じられて、レカブ人を神殿の一室に招き入れて、彼らにぶどう酒を勧めました。しかし、彼らは先祖ヨナダブの教えを250年間守り続けて生活しており、その勧めをきっぱりと断りました。その様子を目の当たりにした背信の高官たちは、エレミヤのメッセージに面目を失いました。
レカブの子ヨナダブが、酒を飲むなと子らに命じた命令は守られた。彼らは先祖の命令に聞き従ったので、今日まで飲まなかった。ところが、わたしがあなたがたにたびたび語っても、あなたがたはわたしに聞かなかった。 エレミヤ 35:14
先祖ヨナダブは、バアル崇拝に反対して北王国イスラエルの悪王オムリを倒し(Ⅱ列王10章)、異教徒カナン人の生活からも距離を置いていた人です。(エレミヤ35:19)
聖書は、先祖のことばに従順を守り通したレカブ人と神様のことば(預言、みことば)に不従順な神の民を示しています。
私たちは、主イエス様との愛の契約に感謝し、喜んで主に服従することができます。信仰の破船に遭わないように注意しましょう。(Ⅰテモテ1:19,6:21,Ⅱテモテ2:14~18)
永遠の契約の血による羊の大牧者、私たちの主イエスを死者の中から導き出された平和の神が、イエス・キリストにより、御前でみこころにかなうことを私たちのうちに行ない、あなたがたがみこころを行なうことができるために、すべての良いことについて、あなたがたを完全な者としてくださいますように。どうか、キリストに栄光が世々限りなくありますように。アーメン。 ヘブル 13:20,21