「労務者の不満と気前の良い主人」(礼拝メッセージ2016/09/11)

天の御国は、自分のぶどう園で働く労務者を雇いに朝早く出かけた主人のようなものです。彼は、労務者たちと一日一デナリの約束ができると、彼らをぶどう園にやった。・・・・・・そこで、彼らはそれを受け取ると、主人に文句をつけて、言った。『この最後の連中は一時間しか働かなかったのに、あなたは私たちと同じにしました。私たちは一日中、労苦と焼けるような暑さを辛抱したのです。』 マタイ 20: 1~12

1.神様は憐れみのお方。
1)あらゆる人を受け入れて下さる。
2)約束を守るお方。
3)気前の良いお方。

2.人は自己義を主張する。
1)自分の苦労をアピールする。
2)正しい契約に難癖を付ける。
3)他の人や主人に対する妬みの心。

人は、自分の能力、努力、行ない、正しさを過信しやすい者です。自分中心の価値観、うわべだけでの判断、主の御心を知らずに自分の考えだけで主に対してでさえ文句を言い、指図してしまいます。人と比較して自分を過大評価していると、天国に行った時に「エッ!なんであんな奴がいるんだ。自分はもっと重んじられてもいいはずだ。なんてことだ!」とショックを受けるでしょう。
神様は、すべての人が真理を知って、救われることを願っています。善人にも悪人にも等しく太陽を上らせて下さるお方です。すべての人にすべての良きものを与えて下さっています。
神様が自分に与えて下さった愛と憐れみと恵みに感謝して、自分に与えられた働きを忠実にへりくだって全うしましょう。

聖霊によるのでなければ、だれも、「イエスは主です。」と言うことはできません。  Ⅰコリント 12: 3(Ⅰコリント4:7)

あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。 行ないによるのではありません。だれも誇ることのないためです。  エペソ 2: 8,9(Ⅰコリント1:26~31)

神は私たちを救い、また、聖なる招きをもって召してくださいましたが、それは私たちの働きによるのではなく、ご自身の計画と恵みとによるのです。Ⅱテモテ 1:9

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