「何が正しいかを判断する」(礼拝メッセージ2016/12/04)

偽善者たち。あなたがたは地や空の現象を見分けることを知りながら、どうして今のこの時代を見分けることができないのですか。また、なぜ自分から進んで、何が正しいかを判断しないのですか。 ルカ12:56~57

イエス様は、群衆に向かって「芝居を演じている者、偽善者よ。」と厳しいことばを投げかけられました。彼らは、空の様子から天気を的確に予想して実生活に生かしていました。しかし、それは自分の利益や地上のことに留まっており、イエス様が教えてくださった信仰による生き方に対しては無頓着でした。
イエス様は最も大切なこと、神様によって創られ、救いを受けた者としての生き方、将来を見据えた真理と信仰に立った現実的な生き方について説かれました。

①忠実な思慮深い管理人のたとえ(ルカ12:35~48)
人は皆、神様からそれぞれ任されているものがあります。それを忠実に適切に管理したかどうかが問われます。
主人の心を知りながら、それを無にした場合は厳しく罰せられます。

②イエス様に従うことによる分裂(ルカ12:49~53)
イエス様は「平和の君」ですが、イエス様に従った忠実に歩もうとすると、必ず迫害がやって来ます。

確かに、キリスト・イエスにあって敬虔に生きようと願う者はみな、迫害を受けます。   Ⅱテモテ 3:12

③罪の赦しを得ることの大切さ(ルカ12:58~59)
イエス様は、罪とその結果を軽く見ないで必ず解決するようにと説かれました。(Ⅰコリント11:26~32、Ⅰヨハネ1:9)

人々は、イエス様が話される真理をしっかりと受け止め、それを信じて応答する必要がありました。しかし、彼らがあまりにもイエス様の教えを軽く捉えていて、ただ、奇跡を見たり、病気のいやしやパンを食べられるという自分の地上の利益にしか関心がなかったので、イエス様から叱責を受けました。
現在も人々は彼らと同じような価値観、生き方しか求めていません。今がどんな時代なのか、何が正しいのか、自ら進んで聖書を基準として判断しなくてはなりません。主のみこころは何か、主は私に何を望んでおられるのか、正しく判断して行動しましょう。

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