私の願いは、世を去ってキリストとともにいることです。実はそのほうが、はるかにまさっています。しかし、この肉体にとどまることが、あなたがたのためには、もっと必要です。 ピリピ1:23,24
人は誰でも自分にとって一番良くて得する安楽な道を求めます。そして、それは自分の権利だと主張することができます。 聖書は自分の利益よりも、もっと必要なものを教えています。
1.イエス様のお姿
キリストは、今の悪の世界から私たちを救い出そうとして、私たちの罪のためにご自身をお捨てになりました。私たちの神であり父である方のみこころによったのです。ガラテヤ 1: 4
第一にイエス様の生き方は、私たちの救いを最優先にし、ご自身の権利を放棄した生き方でした。
2.ほかの人を生かす生き方-パウロ兄弟
たとい私が、あなたがたの信仰の供え物と礼拝とともに、注ぎの供え物となっても、私は喜びます。あなたがたすべてとともに喜びます。 ピリピ 2:17
パウロ兄弟は、兄弟姉妹が純真な者、傷のない神の子、世の光となることを願って、生涯をかけて仕えました。
3.神様のための生き方-バプテスマのヨハネ
ヨハネは答えて言った。「人は、天から与えられるのでなければ、何も受けることはできません。・・・それで、私もその喜びで満たされているのです。あの方は盛んになり私は衰えなければなりません。」 ヨハネ3:27~30
イエス様は、人類史上最も優れた人は「バプテスマのヨハネ」だと断言なさいました。しかし、人気はイエス様に移り、民衆と弟子たちは去って行き、最後は牢屋で首をはねられてしまいました。彼の人生はそれほど華々しいものではありませんでした。ただ、自分自身の召命に忠実に歩んだ人生でした。
あなたにも自分を最優先することよりも、もっと必要なものが神様によって備えられています。神様のみこころを求めてそれに歩ませていただきましょう。
ただ、キリストの福音にふさわしく生活しなさい。・・・あなたがたは霊を一つにしてしっかりと立ち、心を一つにして福音の信仰のために、ともに奮闘しており・・・ ピリピ1:27