イエス様の周りには、いつも多くの群衆が集まっていました。老若男女、律法学者・パリサイ人から罪人まで、数千人の時もありました。そこで、イエス様は、幾度となく「聞く耳のある人は聞きなさい。」とおっしゃいました。
1.聞く気、従う気がなければ無意味
土地にも肥やしにも役立たず、外に投げ捨てられてしまいます。聞く耳のある人は聞きなさい。」 ルカ 14:35
イエス様は、自分の十字架を負って付いて来ない者は、イエス様の弟子になれないと言われました。せっかく、イエス様の真理のみことばを聞いても、そのみことばを信じて、従う気持ちがなければ、興味本位の傍観者でしかありません。
2.真理を悟る気がなければ無意味
イエスは言われた。「なぜ、パンがないといって議論しているのですか。まだわからないのですか、悟らないのですか。心が堅く閉じているのですか。目がありながら見えないのですか。耳がありながら聞こえないのですか。あなたがたは、覚えていないのですか。マルコ 8:17,18
弟子たちは、何度もイエス様の奇跡を目の当たりにしながら、心が堅くて真理を悟ろうとはしていませんでした。
3.聖霊様のことばを聞く
耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。 黙示録 2: 7
聖霊様は、今、私たちに内住されて、私たちにみことばを通して語っておられます。ひとつひとつが私たちを生かし、真理に導く重要なみことばです。 聖霊様は、みことばに反する「今日は礼拝に行くな。教会の集まりに出るな。奉仕をするな。互いに仕え合うな。互いに愛し合うな。祈り合うな。福音を伝えるな。指導者に従うな。」とは、決して導きません。
私たちは神から出た者です。神を知っている者は、私たちの言うことに耳を傾け、神から出ていない者は、私たちの言うことに耳を貸しません。私たちはこれで真理の霊と偽りの霊とを見分けます。 Ⅰヨハネ 4: 6
イエス様に従う心を持って、熱心にみことばに耳を傾けましょう。「健全な教えに耳を貸さない。(Ⅱテモテ4:3)真理から耳をそむける。(Ⅱテモテ4:4)」サタンの惑わし、罪(肉に属する)のことばに惑わされないようにしましょう。