そこで、私がまず第一に勧める〈強く訴える〉事は、願いと祈りととりなしと感謝とが、すべての人々のためにささげられ、王たちと権威〈重い責任〉の地位にあるすべての人々とのために〔ささげられる〕ことです。それは、私たちが、あらゆる面において全く信仰深く〈敬けんに〉、また謹厳さをもって、〔外的に〕静かな〈落ち着いた〉、そして、〔内的に〕平和な生活を送るためです。このような〔祈り〕は善い事〈正しい事〉であり、私たちの救い主である神に喜ばれる〈受入れられる〉事です。この〔神は〕、すべての人々が、救われて〔神の〕真理をますます明確に〈正しく〉悟る〈認める〈見分ける〈知る〉ことを、望んでおられるのです。〔その真理とは〕神は〔唯〕一であるということ、そして、神と人との仲立ち人も〔唯〕一、すなわち人間キリスト・イエスである、ということです。この〔キリスト〕はご自身をすべての〔人々の〕ために身のしろ金としてお与えになりました。〔それは〕適切な〔ちょうど良い〕時に証明された〔事実なのです〕。 Ⅰテモテ 2:1~6(詳訳)
現在、世界58箇所(アフリカ、アジア、中南米)で戦争、紛争、内戦、内乱が起こっており、過去一年間に1万人以上が死亡した紛争は4件です。 日本は戦後73年間、平和が続いていますが、未だに領土の不法占拠、領海侵犯、拉致被害、核・ミサイル攻撃の脅威などが続いています。
神様は、国や地方の指導者のためのとりなしの祈りを喜ばれます。
1.すべての人、高い地位にある人々に
パウロはすべての人、特に国民のためひいては世界平和のための重責を担っている国の指導者のために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるように強く訴えています。
人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられているからです。・・・・恐れるべき人を恐れ、敬うべき人を敬いなさい。ローマ 13:1~7
2.とりなしの祈りの目的
神様は、愛する私たちが平安で平穏な生活を送る事を願っておられます。隣人と国や地方の指導者へのとりなしの祈りと感謝の心が、敬虔な信仰生活へとつながります。どんな国でも家庭でも内輪もめしていては立ち行きません。クリスチャンは争いを引き起こす者ではなく、平和を作る者です。
1)信仰深い生活 2)平和な生活 3)神様に喜ばれる事
イエスは彼らの思いを知って言われた。「どんな国でも分裂して争えば荒れすたれ、どんな町でも家でも分裂して争えば立ち行きません。 マタイ 12:25
人が立てたすべての制度に、主のゆえに従いなさい。それが主権者である王であっても、・・・・すべての人を敬い、兄弟たちを愛し、神を恐れ、王を敬いなさい。Ⅰペテロ 2:12~17
3.神様が望まれていること
神様が望まれていることは、国の指導者も含めてすべての人がイエス様によって救われて真理(唯一の神様、唯一の救い主イエス様、イエス様の贖い)を知ることです。そのためには、国の指導者にも、イエス様の福音が伝えられる必要があります。祈り、とりなし、感謝をささげましょう。
神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます。 Ⅰテモテ2:4