神にとっては何事も決して不可能ではありません〈神から出ることばで、実現の力のないものは一つもありません〉。ルカ 1:37(詳訳)
今日からクリスマスまでの4週間は待降節(アドベント)です。クリスマスにちなんだみことばを思い巡らし、主イエス・キリストのご降誕を待ち望む期間です。
マリアは最初、御使いガブリエルの受胎告知のことばに戸惑い、否定しました。しかし、親類のエリサベツが高齢にも関わらず御使いのお告げどおりに妊娠し6ヶ月になっていることを聞いていたので、告げられた事実を受け入れることができました。
「主によって語られたことは必ず実現すると信じた人は、幸いです。」 ルカ1:45
1.マリアの場合
もし、マリアが主からの受胎告知のことばを最後まで受け入れなかったとしたらどうなっていたでしょうか。結婚前の望まない妊娠ということで、婚約者ヨセフや家族との関係が壊れ、自分自身も胎の実も否定して自暴自棄になり、二人の命にも危険があったでしょう。しかし、マリアは「私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。」(ルカ1:38)と受け入れたため、幸いな者となりました。そして、主イエス様の救いが完成し、すべての人に提供されました。
2.私たちの場合
私たちは、神様が全知全能であることを信じています。しかし、知識だけでそのように考えていても、自分自身の身の上に神様のみことばが実現することを信じていないのであれば、他人事、絵に描いたもちでしかありません。
①救い
あなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われるからです。人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。 ローマ10:9,10
②共におられる
見よ。わたしは世の終りまで、いつもあなたがたとともにいます。 マタイ28:20
③助け
ですから私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、折りにかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。ヘブル4:16
④よみがえり
わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。 ヨハネ11:25
⑤永遠の住い
私たちには天に、神が下さる建物、人の手によらない永遠の住いがあることを、私たちは知っています。Ⅱコリント5:1