「偉大な主」(礼拝メッセージ2019/08/18)

歴代誌は、Ⅱサムエル記、ⅠⅡ列王記と並行した内容もありますが、祭司の視点で記されており、イスラエルの真の礼拝と真の主権が主題となっています。第1歴代誌は、アダムから捕囚後までの系図で始まり、神殿建設を目指したダビデ王、即位したソロモン王までが記されています。南王国の部族、ユダとベニヤミン部族、祭司のレビ部族が中心となっています。 今日は、「神様に従った人」ダビデの最後の祈りを見てみましょう。

1.主の創造の力

ダビデは神様の宮を建てることを切望して、あらゆる準備をしてきましたが、その建設は息子ソロモンに託されました。ダビデは私財をなげうって準備をし、それに呼応する者を募ると献げ物が殺到しました。ダビデはそれらを主に献げて、全てを創造し、支配し、所有し、力づけられる主をほめたたえます。

天にあるものも地にあるものもすべて、主よ、王国もあなたのものです。あなたは、すべてのものの上に、かしらとしてあがめられるべき方です。Ⅰ歴代誌 29:11
天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる。詩篇19:1

2.唯一の主権者
ダビデは主が全ての主権を持っておられ、義によって全てを公平に裁かれるお方であると告白しています。愛なる赦しの主は、同時に、罪を厳格に裁かれるお方です。

天は神の義を告げ知らせる。神こそが審判者であると。詩篇50:1~23
生ける神の手の中に陥ることは恐ろしいことです。 ヘブル10:19~39

3.ダビデのへりくだり

このように自ら進んで献げる力を持っているとしても、私は何者なのでしょう。私の民は何者なのでしょう。すべてはあなたから出たのであり、私たちは御手から出たものをあなたに献げたにすぎません。Ⅰ歴代誌29:14

ダビデは個人財産を惜しみなく神様の宮のために献げました。少しは自慢しても良かったかもしれません。しかし、彼は全てのものは主のものであるとの認識を忘れることはありませんでした。また、自分の人生は、つかの間であり、主に頼らなければ空しいものであると告白しています。

主は、愛と憐れみと赦しのお方ですし、しばしば「恐れるな」と声をかけてくださいます(創世記15:1、イザヤ43:1)。それは、不信仰により恐怖に捕われて尻込みしてはならないと言う意味です。
主は私たちを愛するお父さんのような親しいお方ですが、軽んじてなれなれしくしてはならない、主を「恐れなさい」と命じられています(詩篇34:9,111:10)。ダビデは主を尊敬し恐れをもって仕え、同時に主に対して絶対的な信頼を持っていましたが、他を恐れずに使命を全うしました。

主を恐れる人はだれか。主はその人に選ぶべき道をお教えになる。・・・主はご自分を恐れる者と親しく交わり・・・。詩篇25:12~15